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1990年代の絶対観るべきおすすめ洋画 

投稿日:2019年8月4日 更新日:

1990年代は洋画全盛期!

メジャー・B級問わず面白い映画をおすすめします。【全56選】

昔の古い映画とは言え、現在の映画に引けを取らない出来栄えばかりを紹介!

目次

アビス   この映画が無かったらターミネーター2はヒットなかったかも!?
トレマーズ   地上版ジョーズ?怪物の恐怖とのどかなカントリー調が良い!
ミザリー   『あなたのためよ』と言うアニーの手にハンマーが・・・怖い。
ダークマン  スパイダーマン旧三部作の監督サム・ライミの独自のヒーロー!
プレデター2  今度は灼熱のコンクリートジャングルが狩猟場だ!
ハートブルー  女性監督によるアクション青春友情映画! 
トレスパス   スラム街でギャング団をかわし宝を手に入れろ!
バーチャル・ウォーズ  一足早い5Gの世界!?VRで超人製作!
エイリアン3  今度は囚人惑星!囚人たちと連携しエイリアンをやっつけろ!
ダンシング・ヒーロー   火傷するほど熱い魂の青春ダンス!  
ナイトメアビフォアクリスマス   ようこそ!ハロウィンタウンへ!
必殺処刑コップ   B級映画っぽいが、中身は骨太のアクション映画!
レザボア・ドッグス   タランティーノの才能を世に知らしめた傑作映画!
クリフハンガー 迷走時期を脱出のきっかけとなったスタローンのヒット映画!
ジャッジメント・ナイト   犯罪集団から逃げ切れろ!
隣人は静かに笑う   あまり衝撃さ故に公開延期になった問題作!
トゥルー・ロマンス   無謀で純粋な逃避行
ハード・ターゲット バン・ダムのキックがジョン・ウーの演出で冴える!
クール・ランニング やってやれないことはない!ジャマイカ人のボブスレー!
ニードフル・シングス  あなたは、物欲に勝てますか?
スピード  タイトルに偽り無し!スピードにこだわった映画!
インタービュー・ウィズ・バンパイヤ イケメンバンパイヤが勢ぞろい!
光る眼   不気味に光る子供達の眼が、大人を操る!
レオン   純粋で凄腕のスナイパーと孤独な少女の物語
トルゥーライズ  敏腕諜報員の活躍と苦悩を描くコメディアクション映画。
タイムコップ  我らタイムパトロール!
バッドボーイズ 当時では珍しいの黒人警官バディ映画
スピーシーズ種の起源 宇宙のどこかに実在するかも知れない・・・
フォー・ルームス 年末にこんなクセのある宿泊客の相手はね・・・
デスペラード マリアッチのギターと拳銃が復讐のメロディーを奏でる
セブン   衝撃のラスト、あなたは何を感じる?
ユージュアル・サスペクツ 伝説のギャング。その名はカイザー・ソゼ!
12モンキーズ 謎の集団12モンキーズを突きとめろ!
ザ・ロック ハリウッドを代表するエンターテインメントアクション映画
ミッション・インポッシブル トム・クルーズの潜入シーンが息を飲む!
身代金 子供を誘拐された攻める父親の策とは?
キャプテン・スーパーマーケット 我らのアッシュ!死霊なんかぶっ飛ばせ!
ザ・クロウ 愛のため、地獄からクロウがよみがえる!
ロミオ&ジュリエット 恋愛映画が苦手でも楽しめるエンターテインメント!
ゲーム 人生が一変する体験・・・それは想像を絶する!
コップランド スタローンの初サスペンス主演のヒット作!
悪魔を憐れむ歌 刑事VS悪霊の対決!
デモリションマン え?未来の外食企業はピザ屋だけだって?
ブレーキ・ダウン アメリカの田舎でのドライブって怖いのかも?
トゥルーマン・ショー これYoutube動画でやれば、けっこう儲かるかも?
ライアーライアー  子供の願いハンパねぇ。ウソも書けないなんて。
スネーク・アイズ  冒頭の16分の長回しは見応えありまっせ!
パラサイト  異星生物が学校の人間達を乗っ取っていく!
交渉人  IQ180の駆け引きは伊達じゃない!
ファイト・クラブ  ファイトクラブのルールを言え!
ターミナルベロシティ 時速300㎞で落下するスカイダイビングは必見!
フロム・ダスク・ティル・ドーン 『返り討ちにしてやるぜ!』これがイイ!
スターシップ・トゥルーパーズ  地球防衛連合軍 VS 宇宙巨大昆虫軍団
プライベート・ライアン  戦争の最低行為を訴える最高の戦争映画
ホーンティング     酷評された世界収入成功のホラー映画
マトリックス    あなたの存在する場所は現実か?それとも仮想現実か?

面白い映画の判断基準とは?

この頃に私は社会人に成りたてで、彼女もいなかったため、学生の頃に観た『ターミネーター』(1984)で映画にゾッコンになりました。

社会人になり仕事のない日は映画館をハシゴしたり、その頃レンタルビデオが主流だったので、もっと面白い映画はないか足しげくレンタルビデオ店に通っていました。

そんな時にとある映画プロデューサーがヒットする映画の作り方について語る記事を読んだことがありました。

そのプロデューサーが言った言葉で『面白い映画を作るうえで必要な要素とは何か?』

皆さん、それは何だと思いますか?

答えは、映画の大事な部分は脚本がしっかり作りこまれているか?にかかっているとのことです。

脚本は映画製作にとって、バイブル(聖書)あり、神のような存在しているのもでないとダメだそうです。

旧作でも脚本が良ければ現在でも面白い

脚本が完璧に作られていれば、80%の確率で、その映画はヒットする!とプロデューサーは語っていました。

それを知って以来、ストーリー、設定や意外性を重視して映画を選別し鑑賞してきました。

1990年代は、現在とは違い規制がまだ緩い時代であったため、良い意味でも悪い意味でも、ある程度自由に表現出来ていた時代であったと思います。

なおかつこの時代は、コンピューターグラフィックの技術がじょじょに向上してきた時代でもありました。

1980年代では表現出来なかった映像と面白く練られた脚本で製作された映画を厳選して選んでみましたので、ご紹介いたします。

気になった映画をチェックして頂き、感想など教えていただければ幸いです。

プチ情報

公開延期やDVD販売停止の時期もあり、ネット売買では高額な金額になっているようですので、U-NEXTなどのネット配信で視聴がおすすめ!

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アビス

劇場公開:1990年3月

監督:ジェームズ・キャメロン

主演:エド・ハリス、メアリー・エリザベス・マストラントニオ

“出典元映画.com

あらすじ

深海にてアメリカ海軍の原子力潜水艦が正体不明物体に襲われる。

救援基地として海底原油採掘基地ディープコアが選ばれた。

救援としてやってきた海軍チーム、海底基地クルー9名、そしてディープコア設計者リンジーらで救援活動を行う。

海上では激しいハリケーンが接近するなか、海底では救援を開始するが、クルーらは謎の物体と遭遇する。

解説

キャメロン監督が15歳の頃に書いた短編小説が原作。

アビスとは、深い淵で底知れない穴という意味です。

底知れない深海に潜む謎の物体と遭遇するSFヒューマンドラマ。

特にディープコア内で、海水のかたまりがヘビのように移動するシーンは当時として驚異のVFX技術でした。

この技術が後の『ターミネーター2』のT-1000に応用されました。

ディープコアも実際に設計し、撮影用に巨大プールも廃墟になった原子力発電所の格納庫内にて設置された。

当時として最新のVFXを駆使した映画ですが、海底環境が人の精神状態に及ぼす影響やクルーと海軍とのやり取りも見どころです。

トレマーズ

劇場公開1990年6月

監督:ロン・アンダーウッド

主演:ケビン・ベーコン、フレッド・ウォード

“出典元https://eiga.com/movie/47364/”

あらすじ

ネバダ州の小さな町パーフェクション。

待ちの便利屋をしているバルとアールは、ある日 地震学を研究している大学生ロンダと出会い、数日前から異常な地中の振動が記録されたことを知らされる。

その日から町の人々が不審な死を遂げるという事件が発生する。

解説

地底生物に立ち向かう町の人々の活躍を描くアクション映画。

映画『ジョーズ』の地中版と言える本作品。

B級映画のジャンルになりますが、ストーリーのテンポも良く楽しめるポップコーンムービーの映画です。

主人公のケビンベーコンとフレッド・ウォードの軽妙なやり取りがなごみます。

ミザリー

劇場公開1991年2月

監督:ロブ・ライナー

出演:ジェームズ・カーン、キャシー・ベイツ

“出典元映画.com

あらすじ

猛吹雪の山中に、人気作家ポール・シェルダンが横転事故を起こしてしまう。

その事故から彼を救ったのは、狂信的な女性読者アニー。

彼女の自宅に監禁された恐怖を描く。

解説

スティーブン・キング原作を映画化したサイコスリラー。

キャシー・ベイツ演じるアニーが愛してやまない人気小説ミザリーの完結に対して、許すことができない切れっぷりや、そのアニーから逃れるため、両足を骨折し監禁からの脱出を目論むポールがみどころです。

この映画で、お化けやユーレイより怖いのは、人間かも?と考えたことがありました。

ダークマン

劇場公開日 1991年3月

監督:サム・ライミ 

出演リーアム・ニーソン

“出典映画.com

あらすじ

人工皮膚の研究に日々没頭する主人公ペイトン。完璧な人工皮膚を開発するも日光の下では99分を過ぎると崩壊してしまう。その解決策に悩んでいた。

ある日、同棲中の弁護士ジュリーが顧問弁護を務めているストラック社の汚職証拠の書類を狙い、ペイトン宅をギャングが襲撃する。ギャングのボス、デュランによりペイトンは顔と両手に回復不可能な程の火傷を負わされる。

解説

人工皮膚の特殊撮影、主人公がギャングに襲われるシーンや主人公が怒り制御が出来ず、アドレナリンが増幅するシーン等、この時代のVFXでも結構凝っています。

ストーリーのテンポの良さとダニー・エルフマンの音楽が映像とマッチしています。

プレデター2

劇場公開1991年1月

監督:スティーブン・ホプキンス

出演:ダニー・グローバー、ゲイリー・ビュシー

“出典元https://eiga.com/movie/49024/gallery/”

あらすじ

近未来のロサンゼルスを舞台に、狩猟生物プレデターと警察の壮絶な対決を描くシリーズ第二弾。

解説

前作、ジャングルを舞台にした『プレデター』をロサンゼルスの都会に替え、前作では謎だったプレデターの習性やニュー・ウエポンも描写されています。

私の知人では、イマイチの評価もいましたが、個人的には大好きなので、おススメします。

後に映画『エイリアン』と対決するキッカケとなったのが本作品でもあります。

ハートブルー

劇場公開1991年10月

監督:キャスリン・ビゲロー

出演:キアヌ・リーブス、パトリック・スウェイジ

“出典元映画.com

あらすじ

エリートFBI捜査官ジョニー・ユタは、ロサンゼルスのビーチで続発する銀行強盗の捜査をベテラン刑事と行う。

およそ90秒で犯行を終えるプロの仕業と、犯人はサーファーであると推測する。

ジョニーは潜入捜査のため、サーファーに成りすまし、強盗団のリーダーに接触を試みる。

解説

キアヌ・リーブス、パトリック・スウェイジ共演のアクション青春映画。

監督は、アクションや印象的な映像を得意とするキャスリン・ビゲロー

海や空を舞台に繰り広げられる迫力のあるアクションシーンは必見。

後の『ハート・ロッカー』でアカデミー賞初の女性監督賞を受賞する。

トレスパス

劇場公開:1993年5月

監督:ウォルター・ヒル

出演:ビル・パクストン、ウィリアム・サドラ―、アイスT

“出典元https://eiga.com/movie/21442/gallery/”

あらすじ

消防士のビンスとドンは消火作業中に、半狂乱で現れたユージンから宝の地図を手に入れる。

消防士のビンスとドンは消火作業現場にて、半狂乱にて現れた牧師から宝の地図を手に入れる。

後日、二人はその地図に記された工場跡の廃墟に侵入し、捜索を開始する。

ところが、偶然そこで、黒人ギャングによる殺人を目撃してしまい、ギャングのボスの弟を人質にし、一室に籠城する。

解説

武装した黒人ギャングを相手に、決死の脱出を試みる主人公たちの姿を描いたクライムアクション映画。

脚本は『バック・トウ・ザ・フューチャー』シリーズのロバート・ゼメキスとボブ・ゲイルが担当しており、VFXなどの特殊効果はなく、そのかわり消防士の主人公達とギャングとの駆け引きが秀逸。

そして最後に誰が宝を手にするのかも見ものです。

バーチャル・ウォーズ

劇場公開:1992年7月

監督:ブレット・レナード

出演:ピアーズ・ブロスナン、ジェフ・フェイヒー

“出典元https://eiga.com/movie/47722/photo/”

あらすじ

バーチャル・リアリティでサルの知能開発を研究していたアンジェロ博士。

研究開発施設サイバーテックは、資金援助をしている国防省管轄下の組織が軍事目的に利用していることを知り、自ら辞職。

自宅の近所に住む精神遅延者の青年ジョーブの知能促進を計画する。

ジョーブの知能は博士の想像以上に急成長し、さらに開発研究をすするめるため、サイバーテックの施設を借りて開始する。

ジョーブの能力は、博士の想定以上に成長してしまうが・・・

解説

仮想現実での被験者となった青年の数奇な運命を、当時最先端のコンピューター・グラフィックを駆使して製作されたSF作品。

スティーブン・キング原作の短編小説『芝刈り機の男』

現在となっては、チープさを感じてしまうくらいのCGですが、クライマックスの電脳世界で博士とジョーブの攻防は必見です。

エイリアン3

劇場公開1992年8月

監督:デビット・フィンチャー

出演:シガ二―・ウィーバー、チャールズ・ダンス

“出典元映画.com

あらすじ

2270年、惑星LV426においてエイリアンの脅威から逃れたリプリー達。彼女ら乗る救命艇が囚人惑星フィオリーナに不時着。

唯一の生存者となってしまったリプリーは男ばかりの惑星に波紋を起こす。

そんな中、エイリアンがこの囚人惑星に紛れ込んでおり、囚人たちを次々と襲撃される。

武器のない不利な状況の中、リプリーは自分の体に異変を感じる。

監督

最強宇宙生物とリプリーの戦いを描くSF「エイリアン」シリーズ第三弾。

監督は当時、新人デビッド・フィンチャー。

前作の『エイリアン2』のアクションを求めるとやや見劣りしますが、映画3作目コンセプトである不気味な囚人惑星でのエイリアンと囚人達との演出はフィンチャーならでは。

この当時、日本の経済成熟期でもあり、日系企業ウェイランド・ユタニが惑星を管理している設定。

ところどころに日本語や漢字表記の看板などが見れます。

ダンシング・ヒーロー

劇場公開:1992年12月

監督:バズ・ラーマン

出演:ポール・マーキュリオ

“出典元https://eiga.com/movie/46641/gallery/”

あらすじ

厳格さを重視する社交ダンスの世界、次期優勝候補と誰もが認める程の実力者、主人公スコット。

しかし、彼は大会で自身独自のステップどり、大敗する。

母親に責められ、ダンスパートナーにも去られたが、それでも自分のステップは間違っていないと主張する。

スコットは新しいパートナーを探すことに・・・

解説

1986年にラーマンが制作した舞台の映画化。社交ダンス界を舞台にした青春映画。

監督のバズ・ラーマンは、後に『ロミオ&ジュリエット』『ムーラン・ルージュ』などミュージックとダンスを織り交ぜた演出が特長です。

1992年のトロント国際映画祭で、最高賞であるピープルズ・チョイス・アワードを受賞。

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス

原案・製作:ティム・バートン

監督:ヘンリー・セレック

声の出演:ダニー・エルフマン、キャサリン・オハラ

音楽:ダニー・エルフマン

“出典元https://eiga.com/movie/47417/gallery/”

あらすじ

恐怖と怪奇の異世界ハロウィンタウンのリーダー、ジャック・スケリントン。

毎年同じことの繰り返しのハロウィンフェスティバルに飽き飽きしていました。

もっと違って楽しめるフェスティバルにしたいと悩んでいると、見た事もないクリスマスタウンに迷い込みました。

解説

ダニー・エルフマンの独特の音楽と、全編ストップモーション・アニメーションを使用した映像により、グロテスクかつヘルヘンチックに描いたファンタジー映画。ティム・バートン意欲作。

モーション・コントロール・カメラの導入やCGでキャラクターの表情をシュミレートするなど、当時の最新技術を駆使する事で従来とは違った躍動感満載の人形アニメ映画。

子供向けの映画と思ってはいけないくらいの完成度高い映画です。

ジャック・スケリントンの感情豊かなミュージカルのような演出は必見です。

映画人の職人芸と言える作品です。

必殺処刑コップ

劇場公開:1994年3月

監督:マーク・L・スター

出演:ルー・ダイアモンド・フィリップス、スコット・グレン

あらすじ

ロサンゼルス市警の刑事ジェフは、度重なる暴力捜査と規律違反から免職されそうになる。

そんな彼を、かつての相棒でベテラン刑事ダンが、現在所属するSISに引き抜く。

SISの任務はマークした凶悪犯を泳がせ、犯行直後に現行犯逮捕または射殺をする超法規的な集団だった。

ある銀行強盗計画を察知したSISは激しい銃撃戦の末に犯行を阻止したが、一般市民にも多数の死者を出した。

ジェフはSISのあまりに乱暴な捜査方法に疑問を感じる。

解説

ロサンゼルスに実在する特別調査班SIS【Special Investigation Section】を題材に、」凶悪犯罪に対処すべく特別捜査班に配属された青年刑事の戦いと苦悩を描いた社会はバイオレンスジャック・ドラマ。

原題はExtreme justice 直訳すると『行き過ぎた正義』。邦題がB級色を醸し出していました。

犯罪を未然に防ぐ主人公と、犯罪行為を確認し逮捕や射殺を実行する組織のとの対立が見ものです。

小さな映画館でしか公開していなく、オールナイトで観に行ったことがありました。

邦題からして期待はしていなかったので、主人公と組織の対立がとても印象的でした。

昔の映画なので、どうもVHSしかリリースしてなさそうです。

レザボア・ドッグス

劇場公開:1993年4月

監督:クエンティン・タランティーノ

出演:ティム・ロス、ハーベイ・カイテル、スティーブ・ブシュミ、他

“出典元https://eiga.com/movie/50821/gallery/”

あらすじ

ある宝石強盗の計画が持ち上がった。

強盗実行者として素性の知れない人間たちが招集され、【色】のコードネームで呼び合い、計画が実行された。

しかし、計画が狂いアジトに逃げ込んだ。強盗メンバーの一人が不審な点に気付いた。

「この中に裏切り者がいる・・・」

解説

宝石強盗に失敗し破滅して行く犯罪グループの行く末を描いた傑作。

監督はこれで一躍有名になったクエンティン・タランティーノ。

元々ビデオ店で働いており、マイナーやB級、アジア映画にも精通する程の映画マニアだった。

この作品を低予算映画で撮影するため資金繰りに奔走していた時、俳優ハーベイ・カイテルらの目にとまり、リメイクとして本作を監督する。これがデビュー作品。

映画サントラBGMで使用しているa little green bag や Coconutsの選曲はセンスが抜群。

なかでもStuck in The Middle With YouのBGMで、出演のマイケル・マドセンの切れっぷり演技は見どころの一つですが、心臓の弱い方は観ないことをおすすめします。

クリフハンガー

劇場公開1993年12月

監督レニー・ハーリン

出演:シルベスター・スタローン、ジョン・リスゴー

“出典元https://eiga.com/movie/44059/gallery/”

あらすじ

ロッキー山脈でレスキュー隊の仕事についていた主人公ゲイブが、同僚の親友ハルと彼の恋人サラの救出に失敗し、彼女を死なせてしまう。

ゲイブは自ら責め、しばらく仕事を離れる。

数か月後、事故以来、ロッキー山脈にゲイブが姿を現した。

そのころ、1億ドルをトランクに詰めた財務省造幣局の秘密輸送機が、ロッキー山脈の山中へ消えた。

解説

標高4000メートル級のロッキー山脈で1億ドルのトランクを巡り国際的犯罪グループを相手に天才的ロッククライマーの活躍を描く活劇。

当時、本作の主人公スタローンがアクション映画に復帰したと大きく報じられました。

過去、数々のアクション映画に出演した彼だが、ドラマやコメディに路線を変更するも、これといったヒット作がなく、しばらく低迷していたようです。

そんな中久しぶりのアクション映画『クリフハンガー』に出演し、大ヒットしたと言われる映画でした。

映画冒頭の友人とその恋人の緊迫感のある救出シーンは見応えあります。

ジャッジメント・ナイト

劇場公開:1994年1月

監督:スティーブン・ホプキンス

出演:エミリオ・エステベス、キューバ・グッディングJR、デニス・リアリー

“出典元https://movies.yahoo.co.jp/movie/10336/photo/?page=4”

あらすじ

幸せに家族と暮らす主人公フランクはどこにでも居そうな一般の社会人。学生時代からの悪友4人とボクシングの試合観戦のため、ワゴンで移動中にギャングがはびこる荒廃したダウンタウン街に迷い込む。

解説

偶然に殺人現場を目撃し、ギャング団に追われる恐怖を描いたサスペンス・アクション映画

普通の一般人が身近に起こりそうな事件であり恐怖を描いており、個人的には一押しの映画です。冒頭の挿入歌Fallin’のオープニングシーンからじょじょに危険な出来事に巻き込まれていく流れが、うまく出来た映画だと思います。

これといったVFXなどほとんどなく、演出やストーリーで、面白い映画ができるものか、と思えた映画です。

是非、観て頂きたい映画の一つです。

隣人は静かに笑う

劇場公開:1999年4月

監督:マーク・ぺリントン

出演:ジェフ・ブリッジス、ティム・ロビンス、ジョーン・キューザック

“出典元https://eiga.com/movie/50721/gallery/”

あらすじ

テロリズムの歴史を教えている大学教授マイケルが、大きな怪我をした少年を助けたことをキッカケにして最近越してきた隣人オリバー家族と親交を深める。

子供同士は仲良くなるものの、オリバー家の挙動不審の行動が気になるマイケルが隣人の過去を調べる内に、事件に巻き込まれてしまう。

解説

驚きの過去を隠す隣人の恐怖を描いたサスペンス映画。

出演のジェフ・ブリッジス、ティム・ロビンスの演技及び演出にじわじわと引き込まれてしまいます。

衝撃のラストに賛否両論もあり、公開延期にもなった問題作です。

トゥルー・ロマンス

劇場公開:1994年1月

監督:トニー・スコット

出演:クリスチャン・スレイター、パトリシア・アークエット

“出典元https://eiga.com/movie/47171/gallery/2/”

あらすじ

プレスリーと千葉真一を愛するビデオ店の店員クラレンス。

誕生日に1人で映画館に行きお気に入りの映画を鑑賞中に魅力的な情婦アラバマと出会う。

2人は恋に落ちて逃避行を決行するため、クラレンスはアラバマの元締めに話を付けに単独でのり込む。

解説

マフィアと警察相手に破滅的で激しい逃避行を行うカップルの物語。

『レザボア・ドッグス』のクエンティン・タランティーノが監督デビュー前に執筆しいた脚本を『トップガン』『デジャブ』のトニー・スコットが監督する。

スコットは緊迫感のある銃撃戦や、美術大学出身でもありスタイリッシュな映像が特長。

共演がクリストファー・ウォーケン、デニス・ホッパー、ゲイリー・オールドマン、ブラッド・ピット、サミュエル・L・ジャクソン、バル・キルマーと脇役に豪華なキャストが集結。

後に知った情報では、タランティーノが監督や脚本したそれぞれの登場人物は作品をまたいで、兄弟姉妹関係や親戚関係などリンクしているようです。

ハード・ターゲット

劇場公開:1994年1月

監督:ジョン・ウー

出演:ジャン・クロード・バン・ダム、ランス・ヘンリクセン

“出典元https://movies.yahoo.co.jp/movie/17511/photo/?page=1”

あらすじ

音信普通の父親を捜索中の女性弁護士のボディーガードとしてアメリカ海兵隊の凄腕の元軍人のチャンス・ブドローが同行する。調査を進めて行くうちに闇組織による人間狩りの標的にされてしまう。

解説

香港アクション映画の代名詞的な監督ジョン・ウーが記念すべきハリウッド進出第一作。

人間狩りに興じる極悪殺人集団に立ち向かう熱い男ジャン・クロード・バン・ダムのマーシャルアーツキックが炸裂するアクション映画。

ジョン・ウーによる香港時代に極められたスローモーションを多用にしたアクション演出は見もの。

この手の映画には理屈やツッコミは不要。ただただ、スカッと爽快感を感じたい時におすすめ!

バン・ダムの美しいマーシャルアーツがジョン・ウーのスローモーションで悪を叩きのめします。

クール・ランニング

劇場公開:1994年2月

監督:ジョン・タートルトーブ

出演:レオン、ダグ・E・ダグ、ジョン・キャンディ、

“出典元https://eiga.com/movie/10077/gallery/”

あらすじ

陸上競技でオリンピックを出場の夢を持っていた主人公デリース。

競技会中のアクシデントで陸上競技でのオリンピックの夢が破れたが、金メダリストの父の友人でボブスレー選手のアービングの存在を知る。

ボブスレーの競技さえ知らないデリースはオリンピックに出場したい一心で、雪の降らないジャマイカでボブスレー初出場のため、アービングを説得し奮闘する。

解説

陸上競技でのオリンピック出場が叶わず、あきらめずに冬のオリンピック出場のため、ボブスレーに挑戦する実話がベースのコメディドラマ。

何が何でもオリンピックに行きたいという主人公の情熱、雪の降らないジャマイカでのボブスレー練習と、レゲエミュージックが相まって楽しめる作品です。

ニードフル・シングス

劇場公開日 1994年5月14日

監督:フレイザー・クラーク・ヘストン

出演:エド・ハリス、マックス・フォン・シドー

“出典元https://movies.yahoo.co.jp/movie/16800/photo/”

あらすじ

キャッスル・ロックの街に、ニードフル・シングスという名の骨董品店がオープンした。

リーガントと名のる老紳士がオーナーで、小さな町なのにどこから来たのか、何ものかは誰も知らない。

謎めいた骨董品店には、町の住人にとって魅力的な商品が並んでいる。

リーガントはその商品をタダ同然で売る代わりに、住人たちにある条件を提示する。

解説

原作はスティーブン・キング。キング作品ではお馴染みの架空の町、キャッスル・ロックを

舞台に謎の老紳士によって恐怖に陥るホラー・サスペンス映画。

ホラー映画のジャンルになりますが、人間の心の弱さを描いた、どちらかと言えばサスペンス映画寄りと言えます。

この頃の私はVFXが好きだったのですが、この映画を観て人間の心理描写の演出も、重要だと思えた映画でお気に入りです。

スピード

劇場公開:1994年12月

監督:ヤン・デ・ボン

出演:キアヌ・リーブス、サンドラ・ブロック、デニス・ホッパー、

“出典元https://eiga.com/movie/45985/gallery/2/”

あらすじ

時速80キロ以下になると爆弾が爆発するよう仕掛けられた路線バスの乗客を救うべくSWAT隊員ジャック・トラベンが暴走バスに乗り込み、遠隔操作で爆弾を操る爆弾魔を相手に、次から次へと発生するトラブルに立ち向かう。

解説

時限爆弾をセットされた路線バスが、猛スピードで暴走するバスに立ち向かうSWAT隊員の活躍を描いたアクション映画。

端正でイケメンのキアヌ・リーブスがゴリゴリの熱血隊員を演じる。

撮影前にキアヌもやる気満々だったらしく、髪を剃り上げスキンヘッドに近いスタイルで撮影に臨んだら、監督に「短すぎる!」と怒られ、少し髪が伸びるまで、撮影が延びた話しがありました。

演者の演技もさることながら、撮影監督出身で今回が初監督作となったヤン・デ・ボンのバスが暴走する迫力のあるアクション演出のこだわりも、ヒットにつながった一因があるようです。

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア

劇場公開:1994年12月

監督:ニール・ジョーダン

出演:トム・クルーズ、ブラッド・ピット、クリスチャン・スレイター

“出典元https://eiga.com/movie/42514/”

あらすじ

18世紀末のニューオーリンズ、主人公は農場主のルイ。不幸にも妻子を失い、自殺願望をもった彼の前に、吸血鬼レスタトが現れる。彼の誘惑に乗り、吸血鬼として宿命を背負い現代まで生き続けていく。

解説

傲慢な吸血鬼によって、不老不死の力を得た主人公が吸血鬼としての宿命に抗い、数奇な運命を描いたホラーだけれども、ヒューマン?ドラマ。

トム・クルーズ、ブラッド・ピット、アントニオ・バンデラス、初期スパイダーマンシリーズのヒロイン役のキルスティン・ダンストなど当時、ハリウッドきっての若手スターが登場した作品。

インタビュアー役にリバー・フェニックスが配役されていたが、急死したためクリスチャン・スレイターが急遽代役となった。

吸血鬼の視覚や井戸の底のような牢獄に閉じ込められた吸血鬼が日光にさらされるシーンのVFXは、見どころと、エンディングも個人的にはお気に入りです。

光る眼

劇場公開:1995年10月

監督:ジョン・カーペンター

出演:クリストファー・リーブ、カーティス・アレイ

あらすじ

カルフォルニアにある田舎町。ある日町中の人々全員が気を失い、6時間後に目を覚ますと、女性全員が妊娠していたという奇妙な事件が発生する。

女性から生まれた子供たちが成長すると、怪しい光る眼で大人たちを操っていく。

解説

イギリスのSFホラー映画『未知空間の恐怖/光る眼』のリメイク映画。

監督がコアなファンにはたまらない1982年製作『遊星からの物体X』のジョン・カーペンター。特殊撮影はILMスタジオが担当。

好みが結構分かれる映画で、アメリカでもラズベリー賞ワーストリメイクにノミネートされるなど、低い評価も多いのですが、個人的にはとても好きな映画です。

不気味な子供たちが光る眼で操ろうとするのを、防ぐ演出などはとても印象に残っています。

この手の映画の鑑賞する時間帯は深夜に1人で見入るのがおススメです。

この映画の後、主演のクリストファー・リーブが落馬事故で首から下が麻痺してしまう残念な事故が起こってしまいました。

レオン

劇場公開:1995年3月

監督:リュック・ベッソン

出演:ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマン

“出典元https://eiga.com/movie/32161/”

あらすじ

ニューヨークで生きるイタリア系移民レオンは、依頼された仕事は確実に遂行するプロの殺し屋。

ある日、汚職警官によって家族を惨殺された少女に殺しのテクニックを教えてほしいと依頼される。

解説

いわずと知れたリュック・ベッソンのハリウッド初監督作品。

主人公のジャン・レノ、ナタリー・ポートマンの演技もさることながら、ゲイリー・オールドマンの切れっぷりが秀逸。

そのキャラクター達を演出するベッソン監督も流石だが、音楽担当のエリック・セラによる繊細さと重厚感の使い分けた音楽がセンス抜群。

エンディングのスティングのshape of my heartが涙をさそいます。

トゥルーライズ

劇場公開:1994年9月

監督:ジェームズ・キャメロン

出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、ジェイミー・リー・カーティス

“出典元https://eiga.com/movie/47170/”

あらすじ

共働きで結婚15年目にして退屈な気持ちを持つ妻と反抗期真っ盛りの娘ら家族に、正体を隠し、実は凄腕の秘密諜報部員の姿をもつハリー。

家族を大切にしたい気持ちと中東のテロリストの不穏な動きがハリーを悩ます。

解説

妻子に正体を隠し、凄腕スパイの父が苦悩しながらも、テロリストと戦うアクションコメディ映画。

しばらく映画のヒットに遠のいていたシュワルツェネッガー自ら、盟友キャメロン監督に持ち込んだ企画。

見どころ満載のアクションシーンやスパイ映画では必須のガジェットもあり、映画は大ヒットとなる。

米軍が全面協力のため、主人公が乗る戦闘機ハリヤーは実物を模って作ったのは驚きでした。

現在だったらすべてCGで作っちゃうんでしょうけどね・・・

タイムコップ

劇場公開:1994年11月

監督:ピーター・ハイアムズ

出演:ジャン・クロード・バン・ダム、ロン・シルバー

“出典元https://eiga.com/movie/18472/”

あらすじ

2004年に人類は、過去に戻れるタイムマシンの開発に成功した共に、意図的に過去の出来事を変えようとする集団から、時間の秩序を守るタイム・コップを結成した。

タイム・コップ捜査官マックスは、妻と共に幸せに暮らしていたが、ある夜、緊急の

出勤で外出する時に謎の暴漢に襲われ、マックスの目の前で妻もろとも自宅を爆破されてしまう。

解説

当時バン・ダムにしては珍しいSFタイムトラベル映画に出演。

バン・ダムお得意の格闘議技も披露されるも、どちらかというとVFXがメインの映画です。

ビジュアル・アート・コンサルタントに『ブレード・ランナー』『エイリアン2』やアニメ∀ガンダムのモビルスーツデザイン、宇宙戦艦ヤマトのヤマトのデザイン等のフューチャーチックだけれど実用性を重視したデザインで有名のシド・ミードが担当。

ありがちなタイムトラベル映画ですが、過去しか行けない独自のルールがミソの映画で、よく出来ており、楽しめる娯楽作品です。

個人的には、過去から現在への戻りかたはどうやっているのかな?とそこだけが疑問符でした。

バッドボーイズ

劇場公開:1995年11月

監督:マイケル・ベイ

出演:ウィル・スミス、マーティン・ローレンス

“出典元https://eiga.com/movie/47995/”

あらすじ

家庭第一主義のマーカスとイケメンプレイボーイのマイク、性格が正反対だがパートナーシップはピカイチのマイアミ署の黒人捜査官。

マイアミ署に一億ドル相当の押収されていたヘロインが何者かに強奪されてしまった。

麻薬特捜班のハワード警部の命令により72時間以内に解決せよと命令が下される。

解説

アメリカ映画ではバディムービーでよくある物語ですが、黒人コンビのバディムービーはこの映画が初めて。当時として珍しいタイプでした。

マイケル・ベイの初監督作品。

アメリカ空軍や海軍のカッコイイ映像を撮る事ができるベイ監督は、ほぼほぼの映画撮影には米軍の全面協力が得れるほどの信頼を持っているようです。

「カッコイイ車の映像を撮らせるものは、ベイ監督しかいない」とスピルバーグに言わしめる実力を持っています。

暴走する自動車が目前に迫ってくる映像や、色彩表現を巧みに使いなおかつスローモーションで印象付けるなど、アクションで魅せるシーンのメリハリのある映像が上手いです。

撮影中には感情的なることがあるようでメガフォンを壊す量がハンパない監督で有名。

スピーシーズ種の起源

劇場公開:1995年11月

監督:ロジャー・ロナルドソン

出演:ナターシャ・ヘストリッジ、ベン・キングスレイ、マイケル・マドセン

“出典元https://movies.yahoo.co.jp/movie/27539/photo/?page=4”

あらすじ

地球外生命体の存在を信じ20年前に宇宙へ発信した信号が、人類の元に未知の存在から信号が

返ってきた。無限エネルギーを確保できる構造式と、人類のDNAと結合可能な未知のDNA情報だった。

種の起源を探るべく、ある研究機関が人間のDNAとの結合実験を実行し、新たな生命を誕生させる。驚異的な成長のため研究員は恐れ始める。

解説

エイリアンのクリーチャーデザインのH・R・ギーガーが生命体のデザインを担当。若手新人女優のヘンストリッジのヌードシーンは有名になった映画です。

ギーガーのデザインでは、初CG化したクリーチャーです。

エロチックさがありますが、個人的には生命体が地球で繁殖するには必要な要素だったんだろうなあと考えています。

フォー・ルームス

劇場公開:1995年12月

監督:クエンティン・タランティーノ、ロバート・ロドリゲス

   アリソン・アンダーソン、アレクサンダー・ロックウェル

出演:ティム・ロス、マリッサ・トメイ、マドンナ、アントニオ・バンデラス、

   ブルース・ウィリス、クエンティン・タランティーノ

“出典元https://eiga.com/movie/48660/gallery/”

あらすじ

新年を迎える大晦日の夜、ある一軒のホテルを舞台に4つの部屋で繰り広げられる騒動をベルボーイのテッドが切り盛りするオムニバスコメディ映画。

解説

「レザボア・ドッグス」で一躍有名になった監督クエンティン・タランティーノが各国の映画祭で意気投合した若手映画監督4人で企画が現実となった映画。

クセぞろいの宿泊客達に対応するベルボーイ役を演じるのはティム・ロス。クールな怪演を見せ全4話に登場しますので、その演技は必見です。

デスペラード

劇場公開:1995年12月

監督:ロバート・ロドリゲス

出演:アントニオ・バンデラス、サルマ・ハエック

“出典元https://movies.yahoo.co.jp/movie/27730/photo/?page=2”

あらすじ

ギャングに恋人を殺され、ミュージシャンとして大事な自身の掌を傷つけられたマリアッチの男。

復讐のため、ギャングのボスであり麻薬王のいるメキシコの国境の町に、武器を詰め込んだギターケースを片手にマリアッチが現れた。

解説

前作「エル・マリアッチ」を監督・脚本・編集を24歳の若さで作り上げ絶賛されたロバート・ロドリゲスの続編第二弾。

製作費は前作の1000倍の製作となったが、ほとんどが火薬として綺麗に散ったようです。

ロドリゲス監督の作品のほとんどは、自身で編集も担当しているようで、スピーディーなアクションシーンは端的で細かいカット割りが特長的です。

バンデラス演じるマリアッチがカッコイイの一言に尽きます。

ロドリゲス監督の盟友クエンティン・タランティーノやスティーブ・ブシュミが脇役として参加しています。

個人的にはタランティーノのしゃべり芸は一見の価値があります。

セブン

劇場公開:1996年1月

監督:デビッド・フィンチャー

出演:ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン

“出典元https://eiga.com/movie/17531/”

あらすじ

退職1週間前と迫ったベテラン黒人刑事サマセットと血気盛んな新米刑事ミルズに猟奇的な殺人事件が立て続けに発生する。

それはキリスト教の七つの大罪をモチーフにした連続殺人事件と読み取り、謎の犯人を追う。

解説

この映画で一躍有名になった監督デビット・フィンチャー。

前作『エイリアン3』で好きに撮影が出来なかったうっぷんを晴らすかのように作り上げたのではないかと思える作品です。

カイル・クーパーが担当したオープニングは先鋭的な映像で有名になりました。

全体的にダークブルーの色目が特長の映像で、ラスト間近のガラッと変わった色調が印象的でした。

ラストは賛否が分かれますが、サマセットのラストのセリフは私自身、20歳代、30歳代にそれぞれの時期に鑑賞して受け止め方が年齢ごとに変わってきました。

現在40代では、サマセットの気持ちがなんとなく理解できそうです。

これはこれでありのエンディングと現在は考えています。

ユージュアル・サスペクツ

劇場公開:1996年4月

監督:ブライアン・シンガー

出演:ガブリエル・バーン、ケビン・スペイシー、チャズ・パルミンテリ、

“出典元https://eiga.com/movie/50293/”

あらすじ

ある晩、カルフォルニアのとある埠頭で船が爆破される事件が起こる。

コカイン取引現場から横取りしようとした一味と組織の争いが原因だと捜査官クイヤンは、推測する。

生き残りは2人。1人は半身麻痺のケチな詐欺師キントをクイヤンは尋問し始める。

もう1人は重傷者の外国人から聞き出せたのは、伝説のギャング『カイザー・ソゼ』の名前だった。

解説

5人の犯罪者が集まった強盗計画の行く末を、伏線を張りつつ見事な構成を映像化した作品。

これぞ犯罪推理ミステリー映画。

今まで、SF映画やアクション映画しか見なかった私が、物は試しで鑑賞したら物の見事にはまってしまいました。

観て損はしない映画で、まだ観てない人はあまり情報を入れず鑑賞することをおすすめします。

12モンキーズ

劇場公開:1996年6月

監督:テリー・ギリアム

出演:ブルース・ウィリス、ブラッド・ピット

“出典元https://eiga.com/movie/47142/gallery/”

あらすじ

“ジェームズ・コールは、ウイルスによって全人類の99%が死滅し、生き残った人類も暗闇の地下に住むことを余儀なくされている2035年の未来からやってきた。犯罪者として服役中の彼が特赦を条件に与えられた任務は、ウイルスを散布したとされる「12モンキーズ」と名乗る団体を探り、ワクチンを作るために必要となる純粋なウイルスのありかを突き止め、それを入手することだった。(出典元Wikipedia)”

解説

独特の世界観のビジュアル映像とメインテーマ曲がとても印象的な映画です。

助演のブラッド・ピットのクレイジーな演技は必見。

ザ・ロック

劇場公開:1996年9月

監督:マイケル・ベイ

出演:ショーン・コネリー、ニコラス・ケイジ、エド・ハリス

あらすじ

深夜、海軍兵器庫に海軍の英雄ハメル准将ら一味により、猛毒の神経ガス(VXガス)が強奪され、その後、人質81人とともにアルカトラズ島を占拠されることとなる。

神経ガスはロケットに搭載されサンフランシスコを標的にされてしまう。

緊急事態のため、ロケットを無効化にするため、FBI化学兵器スペシャリストのスタンリーと唯一の監獄島アルカトラズから脱出したとされるメイソンが、アルカトラズ島=ロックへ向かう。

解説

猛毒ガスをめぐりアルカトラズ島を占拠したテロリスト軍と、指令のためロックに乗り込んだ2人の熱い戦いが繰り広げられる。

これで2作目となるマイケル・ベイが監督する。

魅せるスローモーションと展開の速いアクションシーン、それら緩急の使い方非常にうまい演出で、観る人を飽きさせない仕上がり。

ハンス・ジマーのサウンドトラックも、この映画には欠かせないエッセンス。

ハリウッドエンターテインメントを代表する映画と言っても良いくらいおすすめの映画です。

ミッション:インポッシブル

劇場公開:1996年7月

監督;ブライアン・デ・パルマ

出演:トム・クルーズ、ジョン・ボイト、ジャン・レノ

“出典元https://eiga.com/movie/29278/gallery/”

あらすじ

秘密スパイ組織IMFのメンバーに、CIA情報員のリストを盗んだアメリカ大使館員と買い手を突き止め逮捕するミッションが下された。

リーダーのフェルプス、イーサンら数名のスパイメンバーでミッションを開始するも、敵側に情報が漏れてしまい、イーサン以外全員殺害されてしまう。

解説

アメリカの人気テレビシリーズを映画化。

立体的で距離感のある演出方法が上手いブライアン・デ・パルマが監督しています。

イーサンの変装、サスペンスやアクションシーンもCGが発展により見どころ満載の出来栄えです。

身代金

劇場公開:1997年2月

監督:ロン・ハワード

出演:メル・ギブソン、ゲイリー・シニーズ、レネ・ルッソ

“出典元https://eiga.com/movie/49928/gallery/”

あらすじ

航空会社運営するトムの一人息子が誘拐される。

誘拐犯から200万ドルの身代金を要求されFBIの協力の元、息子を取り戻すべく奮闘する。

しかし、身代金を払っても息子が戻ってこないことを悟ったトムは、ある方法を実行する。

解説

一見は、子供を誘拐された夫婦をテーマにしたありふれたサスペンスドラマ。

後半あたりから、身代金がキーポイントとなりアクティブな展開となってくる映画です。

主役のメル・ギブソンがカッコイイですが、助演のゲイリー・シニーズの演技も見どころです。

キャプテン・スーパーマーケット

劇場公開:1993年6月

監督:サム・ライミ

出演:ブルース・キャンベル

あらすじ

死霊達と決死のバトルを繰り広げ、中世の時代へタイムスリップをしたスーパーマーケットの店員アッシュ。現代へ戻るために【死者の書】を探し奮闘する。

解説

死霊達との血みどろ攻防を描いた前作『死霊のはらはたⅡ』の続編。

2作目は初回のリメイク版といえる作品で、今作のタイトルは違うものの続編になる第3作目。全2作のスプラッター調は押さえ、コメディ調が強い作品。

この映画は、劇場公開版とディレクターズカット版の2種類があり、大阪ではディレクターズ版が劇場公開していましたので、観賞しにいきました。

劇場公開版はレンタルビデオを観ましたが、個人的にはディレクターズカット版が押しです。

主人公アッシュは、なぜかゾンビ化したマーベルヒーローと共演するマーベルコミックでも登場しております。

物語の展開が早く、主人公アッシュのテキトーさが面白いです。

そんな映画なので、ポテチを片手にリラックスしながらの鑑賞がおススメします。

ザ・クロウ

劇場公開:1994年4月

監督:アレックス・プロヤス

主演:ブランドン・リー、アーニー・ハドソン、マイケル・ウィンコット

“出典元https://eiga.com/movie/44135/gallery/”

あらすじ

“歓楽に耽り荒廃した近未来都市デトロイト。この街では近年、ハロウィン前日である10月30日夜は「悪魔の夜」と呼ばれ、無法者たちが暴れまわり破壊と暴虐の限りを尽くしていた。 とある年の「悪魔の夜」、結婚式を翌日に控えていたロック・ミュージシャンのエリックと婚約者シェリーは、ティンティン、ファンボーイ、Tバード、スカンクという四人の無法者たちの手によって暴行の末に惨殺された。だがその一年後にエリックは、死の国の使者であるカラスの神秘の力を得て、不死身の復讐者として冥界から甦ってきたのだった。(出典元Wikipedia)”

解説

ジェームズ・オバーのコミックが原作。前編暗い雰囲気をベースに愛のためによみがえり、復讐するダークファンタジー映画。

香港のアクションスター、ブルース・リーの実子で主人公役のブランドン・リーは、映画撮影の銃撃シーンにおいて発泡事故で死亡し、これが遺作となる。

撮影完了間近での事故のため、公開中止も危ぶまれましたが、残りのシーンをCG合成編集にて完成させた。当時としては画期的な方法で、この時代の数年前ならば、公開されずお蔵入りになっていたかも知れません。

ロミオ&ジュリエット

劇場公開:1997年4月

監督:バズ・ラーマン

主演:レオナルド・ディカプリオ、クレア・デーンズ

“出典元https://eiga.com/movie/1125/photo/”

あらすじ

架空の町ヴェローナ・ビーチにはモンタギュー家とギャピレット家の二大勢力マフィアの争いが絶えない。

そんな中、モンタギュー家の一人息子ロミオが友人とギャピレットの仮装パーティに忍び込む。

そこで出会った美しい女性ジュリエットと出会い恋に落ちる。

しかし彼女はギャピレット家の娘だった。

解説

シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』の舞台を現代に置きかえ映画化。

監督はバズ・ラーマンでこれが第2作目となる。

個人的に私は恋愛映画が苦手でした。

これは恋愛映画ではありますが、映像、演出やストーリーが上手く表現できており、恋愛映画が苦手でもエンターテインメントして楽しめる作品だと思います。

ゲーム

劇場公開:1998年1月

監督;デビット・フィンチャー

出演:マイケル・ダグラス、ショーン・ペン

“出典元https://eiga.com/movie/11244/photo/”

あらすじ

“サンフランシスコの投資銀行経営者ニコラス・ヴァン・オートン(マイケル・ダグラス)は、48歳の誕生日に弟のコンラッド(ショーン・ペン)から”CRS(Consumer Recreation Services)”という会社が提供する“ゲーム”の招待状を受け取る。

―「人生が一変するような素晴らしい体験ができる」―(出典元Wikipedia)”

解説

物語が進行していくにつれて、これが事実なのか《ゲーム》なのか、観る人も判別が難しくなっていき、展開がゴロゴロ変わっていきやや難解な部分もある映画です。

逆にそこがゲームであるのではないかと私は考えており、とても好きな映画です。

謎解きみたいに鑑賞するのがおススメです。

コップランド

劇場公開:1998年2月

監督:ジェームズ・マンゴールド

出演:シルベスター・スタローン、ハーベイ・カイテル、ロバート・デ・ニーロ

“出典元https://eiga.com/movie/44538/photo/”

あらすじ

ニューヨークの近くにNY市警の警官ばかりが住む町ギャリソン、通称コップランド。

聴覚障害で警官になれなかったフレディはこの町の保安官。

ある夜にNYとコップランドをつなぐ橋の上で、警官と黒人による発砲事件が発生したことで、警察内の腐敗模様を描いた社会派ドラマ。

解説

警察内部の腐敗を描いた映画。スタローンが登場する映画にしては珍しいくらいのアクション無の演技力を中心に置いた作品です。

スタローンが体重を増やし、冴えない保安官役に挑んだ事で有名です。

クライマックスのフレディの奮闘ぶりが良い出来栄えです。

悪魔を憐れむ歌

劇場公開:1998年7月

監督:グレゴリー・ホブリッド

出演:デンゼル・ワシントン、ジョン・グッドマン

❝出典元https://movies.yahoo.co.jp/movie/84130/photo/?page=3❞

あらすじ

連続殺人犯リースを処刑室に送り込んだホブス刑事は、死刑執行に立ち会う。

リースは執行直前に『戻ってくる』と言って、【Time is on my side】の歌を歌い死刑は執行された。

直後、リースの手口によく似た殺人事件が多発する。同時に、あの歌を口ずさみながらホブスに近づく者がいた。

解説

黒人刑事と悪霊との攻防を描いた作品。

見どころは、触れるだけで憑依する悪霊が、様々な人に憑依しながら主人公に近づくところが映像からみても面白いです。

エンディングには賛否両論がありますが、個人的には好きです。

余談ですが、この映画をキッカケで、ローリングストーンズのTime is on my sideが気に入りました。

デモリションマン

1994年2月

監督:マルコ・ブランビア

出演:シルベスター・スタローン、ウェズリー・スナイプス

❝出典元https://movies.yahoo.co.jp/movie/15440/photo/?page=5❞

あらすじ

1996年、《壊し屋》に異名を持つ刑事ジョン・スパルタンは、廃ビルに立てこもった凶悪犯サイモン・フェニックスを逮捕するも、サイモンの策略により30人の人質を死なせてしまう。

責任を問われたスパルタンは、サイモンと同様に長期の冷凍刑とされる。

2023年に時代が進み、サイモンは仮釈放審議のため冷凍刑から目覚めるも脱走してしまう。

未来の警察では、サイモンに太刀打ち出来ないため、サイモン逮捕のためスパルタンが冷凍刑より目覚めさせられる。

解説

未来の世界で、スタローンとスナイプスの対決が目玉となったSFアクション映画。

2人のアクションスター対決も見物だが、GM社の協力のもと、未来の自動車が製作されたり、未来の外食店はドミノピザしか残っていないなどのディテール設定も面白い。

エンディングはやや強引な感じもするが、テーマ曲POLICEのDemolitionManをSTINGがソロcoverした曲は、よりヘビーにアレンジされとてもカッコイイです。

ブレーキ・ダウン

製作:1997年

監督:ジョナサン・モストウ

出演:カート・ラッセル、キャスリーン・クライン

❝出典元https://eiga.com/movie/26942/gallery/❞

あらすじ

横断旅行をしていた夫婦ジェフとエイミー。車が故障し、ダイナー(食堂)で修理の手配をするため偶然通りかかったトラックにエイミーを乗せてもらった。

たいした故障ではなかったため、ジェフはダイナーに向かったが、エイミーの姿が無かった。

しかも、彼女を見た者はいなかった。

解説

行方不明になった妻を救い出そうとする主人公の孤立無援の闘いを描くサスペンス・スリラー。

アメリカ映画ではありがちな設定で、有名な俳優はカート・ラッセルくらいですが、これが結構面白いです。

ジョナサン・モストウ監督によるクライマックスのカーチェイスは見応えあります。

トゥルーマン・ショー

劇場公開:1998年11月

監督:ピーター・ウィアー

出演:ジム・キャリー、エド・ハリス

❝出典元https://eiga.com/movie/47169/❞

あらすじ

典型的なアメリカ市民で主人公のトゥルーマン。彼は幼い頃からシーヘブンと言う町で暮らして、仕事や家庭を持ったどこにでもいる平凡な社会人。しかし、ひとつだけ平凡ではなかったことがあった。それは、かれの生涯が全世界に中継されていたのだ。

解説

ある男の生涯が、幼いころから大人になり、結婚するまで、24時間何中継されている、という異色の映画。

生中継されているのを知らないのは主人公だけで、あるキッカケで何かおかしい部分に気付いてからの主人公の行動に周囲がアタフタするところが面白いです。

ネット動画コンテンツがそんな主流では無い頃の映画なのですが、現代のYouTube動画などに通じる部分が多いなあと、個人的に思います。

ライアーライアー

劇場公開:1997年6月

監督:トム・シャドヤック

出演:ジム・キャリー

❝出典元https://eiga.com/movie/50441/gallery/❞

あらすじ

金のためなら、どんな裁判でも得意の口八丁手八丁で勝訴させてしまうやり手の弁護士フレッチャー。

そんな彼は1人息子マックスと約束した息子の誕生日に行く約束もすっぽかししまう。

とてもショックだったマックスは、その晩、窓際で神さまにあるお願いしたのでした。

『一日だけで良いので、パパがウソをつきませんように』と・・・

解説

息子の願いで、ウソがつけなくなってしまったやり手の弁護士の奮闘ぶりを描いたコメディ映画。

この映画のみどころは、ウソをつけない弁護士を演じたジム・キャリーのコメディ演技がおもしろいですが、声優の山寺宏一の日本語吹き替えがメチャクチャにマッチしており、笑えます。

スネーク・アイズ

劇場公開:1999年2月

監督:ブライアン・デ・パルマ

出演:ニコラス・ケイジ、ゲイリー・シニーズ

あらすじ

❝一万四千人の観衆が集まったアトランティックシティのバンクアトランティック・センター。そこで行われていたボクシングのヘビー級タイトルマッチの最中、VIP席にいたカークランド国防長官が暗殺された。現場にいた地元の汚職刑事リック・サントーロは犯人捜査を進めるうち、そこに巨大な陰謀が仕組まれていることに気付く。Wikipedia

解説

ブライアン・デ・パルマ監督によるサスペンス・スリラー。

冒頭の16分に及ぶ長回しの映像は流石に見応えがあり、独特な撮影演出で深みを与えています。ニコラス・ケイジのクズっぷりの刑事役はハマっています。

パラサイト

劇場公開:1999年8月

監督:ロバート・ロドリゲス

出演:ジョシュ・ハートネット、ローラ・ハリス、イライジャ・ウッド

❝出典元https://movies.yahoo.co.jp/movie/85113/photo/?page=2❞

あらすじ

❝オハイオ州ハリントン高校。アメリカのどこの都市にでもあるような平凡な高校で、いじめられっ子のケイシーは、グラウンドで奇妙な生物を見つける。ケイシーはそれを生物の先生の元に持って行き、水槽の中に入れてみると、その生物は生き返ったように動き出す。一方、チアリーダーのデライラは、教師たちの様子がおかしいことに気づく。Wikipedia

解説

とある田舎の高校に現れた異星生物によって、教師他の生徒達が乗っ取られていき、主人公率いる学生達の決死の戦いが繰り広げられるところが見どころ。

ロバート・ロドリゲスによる撮影・編集で、テンポの良い展開がみものです。

交渉人

劇場公開:1999年7月

監督:F・ゲーリー・グレイ

出演:サミュエル・L・ジャクソン、ケビン・スペイシー

❝出典元https://eiga.com/movie/44371/gallery/❞

あらすじ

❝シカゴ警察東分署の刑事、ダニー・ローマンは凄腕の交渉人。ある晩、彼は相棒のネイサン・ローニックから、署内の人間が警察年金基金を横領している事実を聞かされる。その中には内務調査局長のテレンス・ニーバウムの名前もあった。別れた直後、ネイサンは殺害され、後日、ダニーの自宅から横領に関わる証拠が発見され、ネイサン殺害と横領の罪で逮捕されてしまう。

自分を罠にかけた人間がニーバウムと察したダニーは司法取引の一日の猶予を使い、身の潔白を証明するため、内務調査局へ向かい、彼を人質に籠城を開始する。そして交渉人として西分署随一のクリス・セイビアンを指名する。Wikipedia

解説

東分署と西分署のトップ交渉人による駆け引きが面白い映画であり、演技派俳優のサミュエル・L・ジャクソンとケビン・スペイシーによる演技対決が一番の見物。

ファイト・クラブ

劇場公開:1999年12月

監督:デビッド・フィンチャー

出演:ブラッド・ピット、エドワード・ノーマン

❝出典元https://eiga.com/movie/25896/❞

あらすじ

❝心の中に問題を抱えるエグゼクティブ青年ジャックはタイラーと名乗る男と知り合う。ふとしたことからタイラーとジャックが殴り合いを始めると、そこには多くの見物人が。その後、タイラーは酒場の地下でファイト・クラブなる拳闘の秘密集会を仕切ることに。たくさんの男たちがスリルを求めて集まるようになるが、やがてそのクラブは恐るべきテロ集団へと変貌していく……。eiga.com

解説

「セブン」のコンビ、ブラピとフィンチャー監督が再び組んだ衝撃作。

2時間以上のストーリーですが、あらゆる部分に伏線があり、現代の物の価値とは一体なんなのかを問いかけてくれる映画で、個人的にゾッコンに惚れてしまった映画です。

観賞されていない人は、何も聞かず見て頂きたい映画です。

ターミナルベロシティ

劇場公開:1995年1月

監督:デラン・サラフィアン

出演:チャーリー・シーン、ナスターシャ・キンスキー

あらすじ

❝ロシアン・マフィアの陰謀に巻き込まれたスカイダイバーの戦いを描くアクション映画。ミステリー仕立ての構成と、クライマックスを始めとするダイビング・シーンのアクションがうまく融合しており、N・キンスキーのヒロインぶりも悪くない。yahoo映画

解説

15000フィート上空からスカイダイビングをスリリングある映像を楽しませてくれる映画です。

時速270㎞で落下していく車からヒロインを救出するシーンは圧巻です。

フロム・ダスク・ティル・ドーン

劇場公開:1996年6月

監督:ロバート・ロドリゲス

出演:ジョージ・クルーニー、ジュリエット・ルイス、クエンティン・タランティーノ

❝出典元https://movies.yahoo.co.jp/movie/29041/photo/?page=2❞

あらすじ

❝全米各地で強盗殺人を繰り広げたゲッコー兄弟は、警察の追及を振り切るべく、メキシコ国境を目指して逃亡を続けていた。同じ頃、牧師を辞めて放浪の旅をしていたフラーとその一家は、たまたま立ち寄ったモーテルでゲッコー兄弟に出会い、脅されて逃亡に加担する事になる。フラー一家を隠れ蓑に利用してメキシコ国境を通過した一行は、ゲッコー兄弟が現地組織の代理人と落ち合う予定のトップレスバークラブ「ティッティー・ツイスター」(営業は、日没から夜明けまで”フロム・ダスク・ティル・ドーン”)で一夜を過ごすことになる。しかし、そこは吸血鬼の巣食う巣窟・・・Wikipedia

解説

主人公のジョージ・クルーニーとっては、初のメジャー主演映画。
この映画を皮切りに、クルーニーはスター街道を突っ走って行きました。ロドリゲスが監督し、脚本・出演をタランティーノが担当した作品。
実はこれ、2部構成になっている破天荒な設定の映画。
ロドリゲスは編集も担当しており、スピーディーなアクションシーンはマンガチックでカッコイイ。
クルーニー演じるセス・ゲッコーのセリフで
『Everbody be cool. You! Be cool・・・!』
これがめっちゃカッコイイ。

スターシップ・トゥルーパーズ

❝出典元https://eiga.com/movie/45867/❞

劇場公開: 1998年5月

監督:ポール・ヴァーホーベン

出演:キャスパー・ヴァン・ディーン、デニス・リチャーズ、

あらすじ

❝主人公ジョニー・リコは、高校卒業後地球連邦軍に入隊して宇宙戦艦のパイロットを志望する恋人のカルメン・イバネスに憧れ、「一般人」の両親の反対を押し切って軍に入隊。優秀なカルメンは艦隊アカデミーへ、超能力者である友人のカールは情報部へ配属されるが、リコは機動歩兵隊へ配属され、ブートキャンプで教官のズィムにしごかれる日々を送る。実力が認められ分隊長に昇格するが、訓練中に自らの判断ミスにより同期一人を殉職させる事故を起こす。一度は除隊するも、バグズの奇襲攻撃による故郷ブエノスアイレス壊滅のニュースを観て復讐心に燃え、機動歩兵に復帰して宇宙での戦いに加わる。Wikipedia

解説

ロバート・A・ハインラインの同名小説『宇宙の戦士』を、当時『ロボコップ』でブレイクしたポール・ヴァーホーベン監督し実写可した映画。

ヴァーホーベンの幼少体験からかリアリティを追究した人の足、胴体や首の切断などショッキング映像が多いことで有名。

VFXも従来のストップモーション技法からCGに変革してきたことで、従来では不可能だった巨大昆虫生物の大群との戦闘シーンは画期的ともいえます。

しかし、ドイツ・ナチスを皮肉ったパロディ映画の位置付けとして製作したのだが、批評家からの理解は得られなかった。そのため、見る人を選ぶ映画とも言えます。

ちなみに小説『宇宙の戦士』に登場するパワードスーツは、『機動戦士ガンダム』のモビルスーツのヒントとなったことで有名。

プライベート・ライアン

❝出典元https://eiga.com/movie/48770/❞

劇場公開:1998年9月

監督:スティーブン・スピルバーグ

出演:トム・ハンクス、エドワード・バーンズ、マット・デイモン

あらすじ

❝ノルマンディー上陸作戦を成功させたアメリカ軍だったが、ドイツ国防軍の激しい迎撃にさらされ多くの戦死者を出してしまう。そんな中、アメリカ陸軍参謀総長ジョージ・マーシャルの元に、ある兵士の戦死報告が届く。それはライアン家の四兄弟のうち三人が戦死したというものだった。残る末子ジェームズ・ライアンも、ノルマンディー上陸作戦の前日に行なわれた空挺降下の際に敵地で行方不明になったという報告が入り、マーシャルはライアンを保護して本国に帰還させるように命令する。Wikipedia

解説

スピルバーグによる第2次世界大戦を題材にした戦争映画。

冒頭のノルマンディー上陸作戦は臨場感あふれる映像で、とある小学校では社会学習として上映されたこともあったようです。

戦争に参加した兄弟の内、生き残った1人を送還する命令は実話でもあり、そのための救出部隊を送り込んだものの、命令完遂するまでに部隊兵たちが倒れていくのも考えさせられる要素でもあります。

戦争について後世に伝えていくには最適と言える映画です。

ホーンティング                          

❝出典元https://eiga.com/movie/49326/gallery/❞

劇場公開:1999年7月

監督:ヤン・デ・ボン

出演:リーアム・ニーソン、キャサリーン・ゼタ・ジョーンズ

あらすじ

❝霊に対する恐怖を研究しているマロー教授が、睡眠障害の実験とだまして3人の男女を幽霊屋敷のヒル・ハウスに招待する。Wikipedia

解説

シャーリー・ジャクソンのホラー小説『山荘奇談』を当時最新のCGを基に製作されたホラー映画だったのだが、批評家には酷評された映画。

しかし不思議な事に世界興行収入では成功した映画でもあります。

つまり、視聴者は昔ながらのホラー特有の特撮がどこまでCGで再現出来るのか?という実験的な映画といえます。

酷評されながらも、興行成績的に成功しているということは、当時はそれだけCGの高い魅力があった訳です。

怖さ表現したCG映画という観点からみれば、創造能力に刺激が与えられる映画でしょう。

マトリックス

❝出典元https://eiga.com/movie/49688/gallery/4/❞

劇場公開: 1999年9月

監督:ウォシャウスキー兄弟(現在は姉妹)

出演:キアヌ・リーヴス、キャリー・アン・モス

あらすじ

❝ある日、トーマスは「起きろ、ネオ(Wake up, Neo.)」「マトリックスが見ている(The Matrix has you.)」「白ウサギについて行け(Follow the white rabbit.)」という謎のメールを受け取る。ほどなくしてトリニティと名乗る謎の女性と出会ったトーマスは、トリニティの仲間のモーフィアスを紹介され「あなたが生きているこの世界は、コンピュータによって作られた仮想現実だ」と告げられ、このまま仮想現実で生きるか、現実の世界で目覚めるかの選択を迫られる。日常の違和感に悩まされていたトーマスは現実の世界で目覚めることを選択する。Wikipedia❞

解説

最新CG製作の他、カンフーバトルには欠かせないワイヤーアクションや、スローモーションで弾丸を避けるシーンのバレットタイムなどの斬新な映像革命で一躍有名になったSF映画。

従来のハリウッド映画をリスペクトし、本作に反映した監督のウォシャウスキー兄弟は、特にアジア系の映画もリスペクトしている。

シリーズ3部作として完結したかに見えたが、2021年に『マトリックス4』の製作をワーナーが発表。

17~18年ぶりの続編は驚いたが、昭和生まれのオジサンが一番驚いたのはウォシャウスキー兄弟がウォシャウスキー姉妹になってたことでした。

『それが普通の時代なのですよ』と理解しました。

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