ソーラー充電器やモバイルバッテリーは各ご家庭に事前準備をお薦めします。
理由:
近年の台風や地震などの災害規模が依然と比べ規模が大きいものが多い。
現状のインフラの老朽化により、それら自然災害に耐久性が乏しい。
老朽化したインフラの改良や取り換えの政府対応がどこまでできるかが未知数。
近年自然災害も増え、様々な原因より停電になり、復旧までに日数が2週間以上かかるの地域もああります。
停電になってしまうと、情報収集も出来ないようになり、死活問題にもなりえます。
そんな状況でコンビニやスーパーでは充電するため乾電池が売り切れて、全く無い事も想定されます。
そのようなときのために、《ソーラー充電器・ソーラーチャージャー》を準備しておけば、とても重宝するはずです。
電池や家庭へ供給される電源が遮断されて使えない場合、太陽光さえあれば、充電でき電化製品が使えます。
モバイルバッテリー
スマートフォン、PCタブレット等の携帯端末、その他モバイルWi-Fiや任天堂スイッチなどの携帯ゲーム機に使用できる予備電源です。
電源のないキャンプ地や災害で電気が使えない場合には、スマホで情報収集する場合には、とても便利です。
ポータブル電源
モバイルバッテリーの中でも大容量の電気を蓄電出来るものを指しています。
長時間使用でき、様々な電化製品の出力形式に対応した製品。
スマホやタブレットの充電はもちろん、アウトドアや車中泊そして災害時に電気が使えない場所で電化製品がつかえるので、1台あれば大変重宝します。
あくまで、【電気を蓄える容器】なので事前に充電を行うか、充電用ソーラーパネルを別途揃えることで、長期的に電源を確保出来ない場所には、とても重宝できます。
ソーラー充電器
太陽光で発電した電気をスマートフォン、タブレットやモバイル機器や蓄電器に充電できるアイテムです。
薄型のコンパクトタイプから多くの太陽光を取り込めるタイプなどバリエーションは充実しています。モバイルバッテリーやポータブル電源と併用することで、アウトドアキャンプなどでは、より快適に楽しめて、災害時には情報収集や自衛手段として欠かせないアイテムです。
ソーラー充電器の選び方
種類
コンパクトタイプ
ソーラー充電器でもっとも日常的に携帯出来るタイプ。本体サイズは現状では、スマートフォンサイズが多いです。
持ち運びは便利なためモバイルバッテリー感覚で使用できるのが良い。
製品によっては小型ライトや電熱ライター付きなど細かな機能が付いたコンパクトタイプもあります。
デメリットとしては、ソーラーパネルの面積がコンパクトであるため、発電量は小さい。
このタイプのだいたいがリチウムイオン電池をしようしているため電気用品安全法を満たしている《PSEマーク》がついているか確認しましょう。
価格としてはお求めやすい値段のため、災害時用として4人家族であれば、2~4台分用意されることをおすすめします。
折りたたみタイプ
コンパクトタイプと違い、複数枚のソーラーパネルを搭載し太陽光の発電量をたくさん取り込みが出来るのがメリット。
手のひらサイズに折りたためるタイプや、カバンに収まるタイプ、新聞紙を広げたくらいの大きなサイズで2つ折りや3つ折りなど様々あります。
製品を選ぶ時は、電力の総ワット数、折りたたみのサイズや重量チェックも確認しましょう。
機能
耐久性で選ぶ
アウトドアの場合、持ち運びするため、だいたいが屋外での使用する事が多いです。
そのため、落としてしまったり、天候により雨や川、海などで濡れてしまう可能性があります。
それによって、マップにて所在確認が出来なかったり、道に迷い緊急連絡が出来なかった耐衝撃性、防水性が必要になります。
変換効率で選ぶ
ソーラー充電器は、どれくらい効率よく発電できるかを確認することも重要です。
太陽光で集めたエネルギーを電気エネルギーに変換する割合を表したのが《変換率》です。
変換率の限界目安が30%ですので、30%に近い数値の製品を選ぶのがベスト。
充電の速さで選ぶ
充電の速さは、電流の強さを表すアンペア《A》のお数値が高い製品を選びましょう。
スマートフォン1台の場合1A、タブレット1台の場合2AあればOKです。
USBポート数も確認し、2Aの製品で仮に2個口のポートがついて同時使用した場合は、それぞれ1Aの出力になってしまうので、注意しましょう。
過放電・過充電防止装置で選ぶ
《過放電》ソーラー充電器に電気が全くない状態で放置していると、バッテリーが劣化します。
《過充電》充電し過ぎてしまうとバッテリーが劣化し場合によっては発火の可能性もあります。
そういったトラブルを防ぐために、過放電・過充電防止装置の搭載有無を確認しましょう。
ソーラー充電器は必需品としておこう
台風15号による千葉県の停電地域は9月22日でも、2800戸。ピーク時は64万戸に達していました。その後に17号は九州に上陸し15万戸が停電。
いずれも暴風により街路樹などが倒木したため、その撤去作業が想定外だったようで、通電復旧に日数がかかりました。
千葉県には450機以上の発電機を常備していたにも関わらず、自治体に貸し出したのが、わずか6台で、191台は警察に貸し出し、半数以上は倉庫に置かれたまま。
その理由は貸出要請がなかったからだそうです。
現状の電柱や鉄塔が老朽化
台風の猛烈な暴風による影響で電柱や鉄塔が倒壊したのは、千葉県での瞬間最大風速が49ⅿを超える暴風が主な原因です。
しかし、送電線の鉄塔の耐風性は風速40ⅿと経済産業省の技術基準がしめしており、近年台風による暴風基準の見直しが必要かと考えられます。
千葉県の電柱倒壊は、送電関連の投資の抑制により老朽化した可能性が高いとみられています。
近畿のみならず関東、東海から四国、南九州にかけて大地震発生の懸念されている南海トラフ地震の発生率も30年内に70~80%の可能性を指摘されています。
ほぼほぼ日本列島の半分くらいにまで震災の影響がでてしまうくらいの大規模地震です。
日本政府はその間に、老朽化電柱や送電線の鉄塔、その他の老朽したインフラを早急に対応してもらいたいものですが、どこまで対応してもらえるのか?不安をぬぐえないのが正直な感想です。
まとめ
とは言え、ソーラー充電器でポータブル電源やソーラーパネルは、高価な金額となります。
ちょっとしたピクニックや近場の登山へ出かけてもスマートフォンを手放せません。
まずは手始めに折りたたみタイプのモバイルバッテリーで使い勝手を確認してみてはどうでしょうか?
何かと地震や台風で停電の影響が出てしまっているのが、実情です。