落ち込んだり、悩むという行為は時間を無駄に消費してしまいます。
日常生活をしていると、どんな人でも大なり小なりの問題が発生することが多々あります。
家族の用事をウッカリ忘れてしまったり、人間関係や仕事で失敗し怒られてしまったり様々です。
特に自身がなんらかのウッカリが原因でトラブルが発生するで、自身の気分が落ち込み滅入ってしまう場合もあります。
しかし、気分が落ち込むと思考も停滞してしまい、日常行うべき用事が進めなくなり、スムーズに過ごしていた生活ができなくなります。
人には自由に使える時間は限りがありますので、問題が発生しても無駄に悩まず気持ちをリセットして、端的に対応するほうがベストです。
それでは対応は、以下の通りです。
落ち込んでいる原因を確認にする
落ち込んでいる人の場合は、問題が発生した結果に問わられ過ぎています。
こんな結果にした自分自身が悪い
こんな結果になるなら、ああしてれば良かった
そうこう悩んでいる状況に限って、新たに違った問題も発生。
悩みのネタが増えてしまい、どっちを優先にすればいいか、さらに悩んで落ち込んでしまします。
これでは、日常なんでもなかった平穏な日々の生活には簡単には戻れません。
それでは、どうすれば良いか?
問題を解決することに全力を注ぐ。
悩みこんでしまう人は、問題の解決方法がよく解っていないわけです。
その原因を分析する。
緊急性があるものか?
すぐに対応すべきか、それとも後回しにしてもいいのか?を確認します。
問題解決のリミットの日時を確認するのは、重要です。
リミット日が判れば、問題解決には、どういった物や返答を用意して、いつもでに問題先へ提出や回答しなくてはいけないかを逆算していくのです。
解決できなかった場合のデメリットとはどんなものか?
問題が発生してしまっている訳ですから、相手側になんらかのマイナス要素を与えている場合があります。
その穴埋めに必要な場合、こちらが補填する可能性も十分にあります。
その場合の補填はどういったものなかをある程度想定した方がよいでしょう。
解決した場合のメリットはどんなものか?
問題が発生した時点では、相手側はある程度のあなたの信用は下がりますが、対応の方法次第では信頼にダメージが少なくなる場合もあります。
それは対応の速さです。
人に失敗は付き物です。大体の人は理解しています。
「トラブルがあっても、ちゃんと早く対応してもらえる人だ」
と相手側が判ってもえれば、信頼が回復し従来通り付き合いが戻る場合も多いです。
原因が判ったら、解決方法を探す。
個人的な経験で、一番時間が係る部分なのが、解決方法を探すという行動です。
問題が発生した先でどうすれば解決するのかを聞くことが一番早い方法です。
相手によっては、解決方法を提示するよう求められる場合もありますが、基本は相手の希望条件を聞き出す方がベストです。
問題が解決できる場合
すぐに解決できるなら
有無を言わず、そく対応しましょう。
トラブルを2~3件抱えてしまった場合、本来は同時進行で進めた方がベストですが、内容によっては1件ずつ集中して対応するのもありです。
時間が係る場合
問題の種類によっては、日時がある程度経たないと解決しない場合もあります。
逆に長期なため、対応日時が忘れてしまい、取り返しがつかない事になりえません。
しかし、長いスパンが利用できますので、ゆとりある対応がとれる利点もあります。
手帳、カレンダーやリマインダー等でリミットまでのスケジュールを明記して忘れず対応しましょう。
解決できない原因の場合
自身の能力を超えている問題なのか?
トラブルが発生して一番悩んでしまう部分ではないでしょうか?
そもそも、問題が簡単に解決出来るならクヨクヨすることはないはずです。
それこそテキパキと対処すればいいのですから。
しかし、自身の能力を超えた問題は、物理的に無理なのです。
他者に相談する。
知人や身内、会社員の場合は、上司や同僚に相談しましょう。
自身の知識や力量を超える問題を自身で解決しようとするのは、時間の浪費になります。
問題が深刻な場合はなおさら、会社員なら上司や先輩に報告し相談に乗ってもらいましょう。
日常生活においての問題で、金銭や権利義務など問題で知見を超えてしまっているなら、弁護士など専門家に相談をお勧めします。
弁護士の場合は、相談料が発生することがありますが、無料相談とネット検索をすれば、弁護士事務所は規定している時間内なら無料相談を受けてくれるサイトは割と見つかりやすいです。
初めて弁護士と接触する場合は、個人的には役所経由の方がおススメです。
近所の市役所や区役所でも、不定期的ですが、弁護士を招いて無料相談会を行っている所もあります。
ワザワザ弁護士事務所へ伺うよりかは、かなり楽な気持で、相談しやすい環境です。
次回も問題が発生した所と付き合いを続行すべきか?
会社業務上で発生し解決したトラブル、次回以降も発生しても対応可能かを検証する必要があります。
また問題が発生して、また同様の対処で良いのであればクリアなのでが、シビアな問題が再発した場合は、必要以上のコスト、労力や損害が又も発生し、最小限に抑えきれない場合は、付き合いを辞める決断も重要です。
会社員の場合も、リスクが高い仕事やコスパが低い仕事は辞退する判断もありです。
中には、リスクのある仕事を受けないなら、すべて取引自体停止をチラつかせる相手企業は往々にしてあります。
利益の少ない仕事ばかりとトータル的に判断した場合は、取引の辞退を提示する勇気も時には必要です。
お客様とは敬意を払いながら対等で付き合うべき
『お客様は神様です』
私も幼少の頃に見聞きしたことはある歌の歌詞です。
本来のフレーズの意味は、神様に見て頂くようにお客さん前で、全身全霊で自身のパフォーマンスは発揮しようという決意表明で、決して媚びへつらい、理不尽を言われようが我慢しなさいという意味合いフレーズではないという事だったのです。
しかしメディアや人々の伝言ゲームで、『お客様=エライ神さま』と違った意味で世間に定着してしまったようです。
費用対効果も、費用という単語が先頭にきているため、お金の方にパワーがあるように見えます。
効果対費用という形なら、パフォーマンスの効果が優先に考えても良いわけです。
このフレーズはあくまで【費用=効果】ということです。
ここでいう神は人類を想像した全知全能の抽象をさしており、人は全知全能ではないので、イコールとはなりません。
だから、『お客様は神様です』は成り立たないということです。
気持ちよく対応して頂けるお客様への敬意は普通に必要です。
人はなぜ悩んだり、落ち込んだりしてしまうのか?
生活してきた環境に影響されているから。
半世紀近く生きてきた中高年の私の考え
私の経験談になりますが、参考として読んでもらえれば幸いです。
母親がサンドイッチを作るから、パン屋に10切れの食パンを買いに行ってと、当時小学生低学年だった私に頼んだのですが、間違って14切れのパンを買ってきてしまい猛烈に母に怒られました。
こういったことはシバシバありましたが、現在では親となった私からすると、母親のしつけは、仕方がない方法だと理解できます。
しかし当時では、なにか問題が発生すると原因は自分自身の不注意にあると断定してしまいました。
結果だけを問い詰めるたり、プレッシャーばかりのしつけでは、精神的に不安になる事が多く、メリットが少ないです。
プレッシャーより問題点の対策を一緒に考える
問題がどこにあり、次回に再発しないよう工夫する方法を最初は教えてあげ、それが続くようであれば、また工夫するよう促し、それ以降はポイントだけをチェックする、という方法です。それの繰り返しとなります。
確かに覚えてもらう側に個人差はあるので、すべての人に会った方法とは言えませんが、無駄なプレッシャーを与え、自己否定の思考を植え付けてしまうやり方よりかは、断然有効な方法なはずです。
自身の不注意によって起こる問題も確かにありますが、それをすべて自身の不注意で解決してしまっては、問題の本質を見失ってしまいます。
なにより、完璧な自分でいること自体は不可能。
落ち込んだり、悩んだり、へこんだりする人は、自分がどうしてもできない事での問題について、自分の力だけで解決しようと思案してしまうからです。
どれだけ時間が係っても良い場合は、自分の力で解決する方法はありと思えます。
それでも悩む時間がそれだけ長いので、良い方法とは思えません。
自分自身で出来ることと出来ないことを確認することが、まず重要な要素です。
これは、自信をもってできる。これは、どうしてもできないという事を確認しましょう。
悩みこんでしまう場合のほとんどは、自分の力では解決できないことがほとんどです。
まとめ
日常生活では、どんな人でもの問題が発生します。
悩むという行為は時間の無駄。
問題は端的に対応するほうがベスト。
原因を分析し、解決方法を探し対処する
自身の能力を超える問題は、相談しよう。
再発回避不可やデメリットが多いなら辞退も有効な手段。
お客様とは敬意を払いながら対等で付き合うべき
自己否定の思考は無くして、今後の対策と想定に力を入れよう。