まずはリーマンショックを知りましょう
おススメ映画はこちら!
マネー・ショート華麗なる大逆転 ウォール・ストリート慌てる日本
2020年を迎え、東京オリンピック開催まであと半年と言われていました。
そんな矢先に中国の武漢から発生した新型コロナウイルスが、あれよあれよという間に全世界に大流行。
これにより、各国は感染防止策として国民・市民に外出停止の要請や、町自体を封鎖してしまう等で対策を行ってきた。
対応のマズさを指摘される日本は、全世界での感染者数が増加していくたびに、イベント等を控える等もユルめの注意喚起から、イベント中止要請に変更したり、小中学校の休校要請を行うなどの慌ててしまったような対応だった。
ウイルスで人が停滞=経済停滞
どちらにしても、国民・市民の行動を制限させてしまう状況と、全世界規模レベルの人の行動を制限してしまう現象です。
特に経済安定してきたアメリカ合衆国もニューヨーク株式相場も下落率は過去最大
相対する経済成長熟成期と言われている中華人民共和国の購買担当者景気数も過去最低指数を記録。
日本も同様に日経平均株価も週間で2000円以上下落。
比較されるリーマンショック
アメリカの株式下落や中国の経済指数下落、そして日本の平均株価の下落で比較される経済破綻現象・・・それはリーマンショック
リーマンショックとは、リーマン・ブラザーズ投資銀行が提供するサブプライム住宅ローンの不良債権問題です。
サブプライム住宅ローンの不良債権問題とは?
ざっくり言うと、
住宅ローンの組めない人にローンを組ます。当時のアメリカの不動産は右肩あがりで好景気だったので、支払いが滞れば住宅を債権で抵当すればいいし、住宅を持った側も住宅を売ってしまえば、逆に儲かる可能性があると踏んでた。
ところが、不動産価格が下落した時、状況が一変。
ローンの金利が上がってしまい、家を売ってローンを払ってもローンが残ってしまった。サブプライム住宅ローンで貸した金融会社は不良債権と価値が下がった住宅が大量に残ってしまい、体力の弱い金融会社から倒産していった。そして世界恐慌の引き金となった
今回はそのリーマンショックを題材にした映画を紹介致します。
マネー・ショート華麗なる大逆転
劇場公開:2016年3月
監督:アダム・マッケイ
出演:クリスチャン・ベイル、ライアン・ゴズリング、ブラッド・ピット、スティーブ・カレル
解説
不動産高騰の中、サブプライム住宅ローンが売れる中で、経済破綻を読んだ4人の実話をベースにした映画。
クリストファー・ノーラン監督の『バットマン3部作』の主人公バットマンを演じた、怪優のクリスチャン・ベイル。
アメリカで大ヒットしたミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』の主人公を演じた、ライアン・ゴズリング。
製作会社プランBエンターテインメント経営、本作の製作も担当したブラッド・ピット。
実力ある俳優達によるノンフィクション金融ドラマ。
リーマンショックってどんな内容だったの?という人には分かりやすい映画といます。
この映画の面白いのは、皆が不動産景気で浮かれているなかで、住宅ローンの問題点を解き、それで逆に利益を得ようと目論むところです。
新型コロナウイルスにより、2020年の景気が後退していくかも?という見方もあるなかで、『マネー・ショート華麗なる大逆転』には、何かヒントが見つかるかもしれません。
その他リーマンショックを題材にした映画
ウォール・ストリート
劇場公開:2011年2月
監督:オリバー・ストーン
出演:マイケル・ダグラス、シャイア・ラブーフ
解説
❝オリバー・ストーン監督&マイケル・ダグラス主演による名作「ウォール街」の23年ぶりの続編。前作の最後に逮捕され収監されたウォール街のカリスマ投資家ゴードン・ゲッコー(ダグラス)が長い刑期を終えてニューヨークに帰ってきた。疎遠になっていた娘ウィニーとの関係修復にとりかかるゲッコーだったが、ウィニーは強欲な犯罪者の父親を毛嫌いしていた。そんな中、ゲッコーはウィニーの婚約者のウォール街で一旗揚げようとしている野心家の青年ジェイコブと出会う。(出典元:eiga.com)❞
この映画もサブプライム住宅ローンを題材にした映画になっています。
前回の主人公バド役のチャーリー・シーンもカメオで出演。