俳優のダニー・トレホ氏が8月7日、アメリカのロサンゼルス市内で2台の自動車の激突事故を目撃。
横転した自動車に乳児がいる事を発見し、通行人の女性と救出に成功。
この事故で死亡者いなかったようです。
怪優ダニー・トレホ氏について
荒れたティーンエージャー時代
1944年生まれアメリカ、ロサンゼルス出身。
ティーンエージャーの頃より、犯罪や薬物使用するなどで刑務所の出入りが多かったトレホ。ボクサーになりたがったが、長い刑務所暮らしで叶わなかったが、とある刑務所ではボクシングチャンピオンになった経験があります。
その刑務所ではリハビリに励み、生活を改めるようになります。
映画エキストラ出演からスタート
薬物依存症から回復を目的に同じ境遇の人々が集まり自助する団体コカインアノニマスに参加し、映画ビジネスに関連している人と出会い、エキストラからキャリアをスタートさせました。
風貌から犯罪者役やマフィアの殺し屋など悪役が多いトレホですが、従兄弟で映画監督ロバート・ロドリゲスの作品には常連で、「スパイ・キッズ」では主人公の叔父で発明家の役もしていました。
いかにも悪役顔
個人的には、ロバート・ロドリゲス監督の「デスペラード」で、腹に十字架のナイフをたくさん装着した殺し屋役は、必見です。学生のころ3人の友人で、この映画を見に行きました。
「どいつが一番印象に残った?」と聞くと、「腹に十字架ナイフを装着した、イカツイ殺し屋」と全員一致しました。
殺し屋や脇役が多い俳優ですが、映画俳優としては、印象度が高い風貌ですので、映画では貴重な人材だと思います。
そのようなダニー・トレホ氏が乳児を救助するというギャップが映画のような感じもしますね。
トレホ氏は、なんと現在75歳
メキシコ系アメリカ人のダニー・トレホ氏は、なんと75歳。
しかも70歳代でタコス店(Trejo’s tacos)、カフェ店(Trejo’s coffee and DONUTS)をプロデュースするなど元気なじーちゃんです。
ネットで検索し画像をみても、確かかに若かりし頃に比べ年齢は行っていますが、75歳の割には若く見えます。
お盆で70歳代の親戚と会う
お盆だった時期あり、ちょうど私の父や叔父に会う事がありました。年齢も70歳を過ぎています。70歳の日本人と70歳のアメリカ人。個人で内装業を経営する人、定年退職後嘱託で仕事をする人、そして異国の俳優さんです。(比較するのはちょっと無理がありそうな感じもします。)
生活環境が違うのもありますが、ここで気になったのは、会社員だった人と自営で仕事をする人、この差に気になりました。
会社経営者と会社員のそれぞれの老後
父は定年前に機械製造会社が廃業するも、取引き会社で再就職し、定年を迎え嘱託で倉庫管理の仕事をやっています。
中学卒業後45年間、同じ業界で働き、別注の機械製造修理や電気系統等に精通しており、未だに仕事を振られる程ベテランです。
しかし、話の脱線が多く、3分くらいの伝達内容を10分掛かるくらい人に話しを伝えるのが苦手です。
片や脱サラして内装業で個人企業されている叔父は、父より年齢がうえですが、ベテラン職人というより経営者の思考をもたれており、世間の人や情報を多く見聞きしたため、見た目が実年齢より若く見えます。
今回、乳児を救助したダニー・トレホ氏も70代になっても、タコス店、ドーナツカフェ店をプロデュースした理由が、友人たちと外食に行っても菜食主義やグルテンフリーの食事しかをしない人達のために、店を出したようです。
この年齢で店を出すのは、いかに自由な国アメリカとは言え、リスクがあると思いますが、それをやってのけるのは、気持ち的に若いからだと思います。
父親の働き盛りの時代は、会社員で働くことがベストな時代だと私は考えていますし、誇りに思っています。しかし、与えられた仕事を尽くす業務と、自ら仕事を開拓して行く経営者では、老後の生活状態も変化するように感じました。
新しい情報や技術には興味を持とう
人への話しの仕方、日常生活の段取りや新しい情報に興味が出るか出ないか変わってきていると思います。
その中でも、新しい技術や最新情報に興味が有無で、若さを保つかどうか掛かっているのではないかと考えます。恐らく、今まで経験したことがない新しい技術や情報を知る事により、脳に良い刺激を与えているのかと思っています。
老後若さを保つには、個人で自営し、いろいろな情報を収集し活用するか、年齢が行っても新しい技術や情報に興味を持ち、それが自分の生活にとってどう有効かを思考する方が若さを保つと考えています。