関西では目下気になる災害は、南海トラフ巨大地震。
大震災に備えて防災対策を促すメディアの案内が目に付く事が多いな、と感じる事があります。
いつの間にやらマグニチュード8規模の地震が30年以内70~80%の確率で発生すると政府の地震調査委員会が発表していました。
ブログ記事を何にしようか悩んでいましたが、これを記事にしなくて何を記事にするねんというくらい重要な内容です。
関西での大震災はあれから24年が過ぎる。
私は大阪在住で、すでに40歳後半を過ぎています。
関西でも震災は多いとおもいますが、私が大きな震災を経験したのは1995年の阪神淡路大震災です。
その当時も大阪市内で住んでいて、神戸や淡路ほどの大きな被害ではなかったのですが、
現時点で24年も過ぎており、当時はテレビ、ラジオや新聞で被災状況を見たり聞いたりしたのですが、どれくらい大変だったのか記憶が薄れています。
そのため、現時点での情報を収集して想定や想像で対策を考えてみたいと思います。
非常時はどの媒体から情報を提供してもらうか?
情報収集の手段
ネットは意外にもテレビより少ない・・・が、
ITメディアモバイルのサイトから参考にさせて頂きました。
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1903/11/news114.html
災害時情報収集の手段として、全国ではテレビから情報収集が29%として高い数値です。
エリアメール・緊急速報メールが次いで18%
防災無線が15%(学校、公民館、役所などの設置しているスピーカー搭載の通信機器)
その次に4番目に消防車や公用車から情報収集になっており、
インターネットでの情報収集は、意外にも5番目くらいです。
が、実は20~30歳代の使用度は消防車・公用車からの情報収集より多いのです。
5Gに移行すれば、ネットでの収集UPする?
2020年以降にデーター通信量5Gへシフトします。
現在4Gより100倍のデーター量が増えるため、内容の充実したコンテンツサイトが出来上がることは確実です。
テレビの情報よりネット配信のほうが見やすく分かりやくなっていると想定しています。
どのような情報発信コンテンツが良いか?
テレビ・ラジオは現状ではNHK日本放送協会が間違いないでしょう。
00000JAPANの緊急無料Wi-Fiは貴重
ネットに関して言えば、00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)です。
サイトではないのですが、大規模震災発生時公衆無線LANの開放をしてくれる仕組みです。
無線LANビジネス推進委員会というところが主催で、docomo、au、Softbank等の通信会社も加入していて、震災が発生するとスマホやタブレットでWi-Fi検索すると00000japanのWi-Fi番号が現れ、無料で接続できるようです。
スマホのギガが無くなったり、手持ちのWi-Fiが壊れてたら、非常に助かるシステムです。
現時点では、無料開放期間は発生後3日間までのようです。状況によったら期間は変更するかもしれませんね。個人的な希望ですけど。
(この記事を作成情報収集して私も初めて知りました)
おすすめ緊急時サイトの場合
NHKオンデマンドhttps://www.nhk-ondemand.jp/
国土交通省の防災情報提供センターhttp://www.mlit.go.jp/saigai/bosaijoho/
内閣府 防災情報のページhttp://www.bousai.go.jp/
Yahoo!防災サイトhttps://emg.yahoo.co.jp/
YouTube https://www.youtube.com/
だいたいこの辺りを抑えれば、だいたいの情報は入りやすいと思われます。
その他SNSではTwitter Facebook Line など
震災時は電話通信がほぼ不可能です。こういったSNSで生存や情報伝達は確実です。
金銭の管理での良い方法とは?
大金は家に置かず、口座へ保管がおすすめ
普段から大きな大金は自宅に保管せず銀行に預ける事をお勧めしたいです。
現金は家に置いてても5万円くらいで残りは銀行に入れておく方がいいです。
地震により、自宅退去を公共機関から要請が出た場合や、自宅の倒壊の可能性があきらかに高ければ避難しなくてならない。そうなると無人宅に火事場泥棒がやってくる可能性は高いと普通に思った方がいいです。
そのように想定したら最低限必要な現金だけを用意して、残りのお金は銀行に預けた方がベストです。
緊急時には水や食料は配給されますし、路上に設置している自販機販売機も緊急時は無償で飲料水を提供してくれる機械もあります。
思ったほど金銭を使う機会が限られている場合が多いようです。
それだったら、大きな金額は安全な機関に保管する方がいいでしょう。
ライフラインの復旧はどの程度?
災害発生後、ライフラインの復旧日数はどれくらいかかるのか調べてみました。
過去の震災ライフライン復旧について総務省サイトから抜粋
熊本地震2016年4月14日に発生しており、ライフラインの復旧日は以下の通り
電気回復は1週間で復旧完了
ガス復旧は2週間で復旧完了
水道復旧は3か月半後に復旧完了
東日本大震災2011年3月11日に発生し、それぞれの復旧は以下の通り
電気回復は1週間で復旧完了
ガス復旧は2ケ月後で復旧完了
水道復旧は2012年5月でも45000戸が断水状態。
電気供給の復旧は約1週間程度
この2つは規模の違いはありますが、共通している事は電気復旧に1週間は掛かるという事です。
これを一つの目安として、自宅への電気供給が遮断された場合、どのように電気を確保するかになってきます。
震災時にテレビ等で情報をとると、市役所、区役所などの公共スペースで無料充電できるブースを設置しており、被災者が充電するため長蛇の列が出来てしまっている映像を見る事があります。
そういった不便な思いをしない方法として電気の確保は以下の通り、
情報収集のために、ソーラー発電を用意をおすすめ
電池を用意するか、自前でソーラーパネル搭載の充電器を用意するかです。
アウトドア向けで大きいソーラーパネル付きの充電器
ソーラーパネルと充電ボックスセット
携帯タイプの小型充電器
このタイプはスマホ用として2~3台購入、し家族各々で持ってもらうのに良いでしょう。
次に重要なのは、飲料水の備蓄
次に必要に水になりますが、大阪での情報を調べてみました。
大阪市水道局の地震における水の確保から抜粋しました。
https://www.city.osaka.lg.jp/suido/page/0000384400.html
発生から3日間
広域避難場所、災害時避難場所、一時避難場所に仮説水槽を設置し、車両運搬で給水を運び貯水し、応急給水を優先的に実施するようです。
車両運搬は病院等の重要施設は優先に運搬。広域雛場所の給水ルートの復旧工事を優先するようです。
震災4日から10日後
広域避難場所の給水が復旧したら、消火栓が仮設給水栓として使用できるようです。
順次、重要施設、災害時避難場所や一時避難場所への給水ルートの復旧工事を行う。
各家庭への復旧は時間かかりそう
各家庭への給水ルートの復旧は、2週間~1ヶ月は想定しているようです。
飲料水の備蓄は、最低3日間いる
つまり、まずは3日間の水は各家庭で確保する必要があるということになります。
そこで成人が1日に必要な水分量は3ℓが目安です。
幼児も成人と比べ若干少ないものの2ℓは必要です。
乳児は体重も軽いので1.2ℓは必要です。
予備知識として日中気温が28℃として1日で成人が排出する水分(汗、皮膚からの水分蒸発や尿および便)は2.24ℓ程度です。夏場ではさらに代謝が増え、震災となればエアコンが効かない状況での排出する水分量は4ℓ必要とも言われているそうです。
1人あたり必要な飲料水は3ℓが目安
ここでは飲み水として1人あたり必要量の目安は先ず3ℓとしましょう。
で、夫婦2人と子供2人で4人家族が1日使う飲料水量は12ℓとなります。
3日間の必要備蓄は12ℓ×3日で36ℓとなります。
仮に先程の1日の人が排出する量2.24ℓの場合、3日間で26.88ℓとなります。
4人分3日間で、30~36ℓは備蓄
最少で26.88ℓ、最大で36ℓで、平均値として30ℓ強は飲料水として備蓄したい量となります。
当然食糧も3日間備蓄したい
食糧品としてはすでにアマゾン、楽天市場等のサイトで4人用3日分セットなどありますので、参照としておきます。
避難場所に食料物資などが届く事もある程度考慮を入れていても良いかも知れません。
乾パンで5000円からありますが、おおよそコストは1万円から1万5千円が相場のようです。
防災グッズ
後、必要となってくるのが、防災グッズですね。
お手頃は5000円から、高額な物は防災士なる資格を持つ人が監修したグッズ(2万円相当)もあります。参照としておきます。
生理現象も忘れずに・・・
最後の個人的に最も必要と思うのが、トイレです。給水ラインも止まりますが、人間が排出するモノは止めれません。
ポータブルな簡易トイレは必需品です。これも提示しておきますので、参照としてみてくださればと思います。
まとめ
電源は個人で発電機能を持ってる方がベスト
テレビでの情報取集もいいが、ネットの情報取集も便利になるでしょう。
お金は必要最小限だけ自宅において残りは金融機関の口座へ入れる。
最低3日間の備蓄は必要。
飲料水は最低26.88ℓから36ℓは必要(4人分)
ポータブルトイレも用意しとこう。
※最後までご覧いただきありがとうございました。ご家族ためにも、これを機にご検討いただければ幸いです。
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