そう思う親の気持ちは、理解出来る部分はあります。
社会風潮がややアンチバイオレンス化?
ここ最近、社会において企業内のパワハラ行為、親による児童虐待や育児放棄の事件やニュースが多いように思います。
それの原因は、企業の場合は、力を持っている者が、力の弱い者への暴力行為が問題になってくる訳です。
法律で体罰禁止
それによって、2019年6月参議院本会議にて改正児童虐待防止法と改正児童福祉法が成立に至り、親による我が子への虐待が禁止2020年4月より実施になる訳です。
親の躾による体罰も禁止になってしまいます。
この法律を知った現在の子育て世代は、我が子への善悪の躾の仕方に戸惑う親御さんもいるはずです。
昭和は体罰が普通にあった
中高年世代(昭和40年代生まれ)学生時代では、日常的に体罰はあった。
児童、学制が多い世代。中学時代でクラスに生徒が40人以上、学年が10クラスあった。
子供(生徒)の人数が多いので、体罰もある程度厳しくしないと、教師も生徒をさばき切れなかったと個人的にはそう考えています。
優しく接してくれる教師も若干いましたが、大概の教師は、1人1人生徒にケアを行えれなかったと考えています。
世代間のギャップがある
長らく体罰が普通に見たり、体験したり、そして教師や先生は怖くて正しい存在と思い学生生活を送ってきた中高年の我々からすると、幼児アニメの悪者成敗で、子供に悪影響なんか起こる?と思う訳です。
「そんなのは神経質になり過ぎ。もし我が子がそう思ったら、分かりやすく説明すれば良いだけだ。」
と、もっともな事です。そう言えば、それで解決するでしょう。
しかし、私はふっと思った事がありました。
もし、私の子育て時代に、こんな法律出来たらどう思ったか?を考えました。
本心は「なんちゅう法律きめよったんじゃ~。」と頭をかかえているかも知れません。
最小限の体罰は必要と思う
当然、暴力による躾は、私も嫌いで、やるべき事ではないと理解しています。
私は、やってはいけない事で我が子の命が危険晒されるのなら、最小限の体罰は使い辞めさせます。それで違反者で捕まるなら仕方がありません。
言葉で伝えればわかってくれるというのは、育児経験者か他人事のように感じている人達くらいだと思います。
社会環境が昔と比べると・・・
これからの育児をされる親御さんは、やり難いのではないでしょうか?
それを考えると私はアニメの暴力シーンが気になる気持ちも理解は出来ます。
私も子供が出来て、電車やバスの公共機関を使用する時や、外食時に子供が泣き出したり、
愚図り出したりすると、『迷惑になってるかな、うるさがられてるかな、』とかでやはり周囲の人の目が気になります。私は経験としてないですが、「泣き声がうるさい」と文句を言う心無い大人もいますので、そういった体験をしてしまうと神経質になってしまうかもしれません。
ですので、我々中高年もちょっと配慮してあげれば、良いでしょう。
まとめ
現在の社会環境を考えると、アンパンチが暴力行為に感じ取れる気持ちも理解できる。
周りのおっちゃん、あばちゃんも暖かい目でみてあげよう。
しかし、目に余る暴力行為は遠慮せず、通報しよう。
追記
今回の記事は、落としどころが途中分からなくなりましたが、このまとめに至りました。これからも、この件は調べていき随時、記事を投稿して行きたいです。
終わりまで読んで頂きありがとうございました。
さらに追記
改正児童虐待防止法と改正児童福祉法は、親権者の子への体罰は禁止となったのですが、
違反者への罰則は決まってないようです。なお民法での親の躾の体罰は懲戒権として認められているとの事です。もちろん、必要範囲内ですけどね。
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