人数がメチャ多い団塊ジュニア世代
昭和46年~49年生まれの世代は第二ベビーブーマーと呼ばれ、団塊ジュニアとも呼ばれています。
日本総人口でもおよそ490万人弱で団塊の世代を抜いての人口数が多い世代です。
学歴重視の時代だった
当然、現時点でも学力や学歴は変わらず需要なのは変わりません。
その世代の学生は、いい成績を出せば、良い高校、良い大学に入学出来れば、良い会社に就職出来れば、将来の生活は保障されているという目標の元、一生懸命勉学に励んだ世代でした。
まあ、僕は落ちこぼれでしたが・・・
社会人デビューと同時に世の価値観が変化していく
ところが、社会に出れば、経済が徐々に停滞し始めて、倒産するはずのなかった大企業、金融会社が倒産し始めた時、社会の先輩がたの驚く表情を見て、我々は
『学生時代に聞いていた話しとなんか違うぞ?』と感じ始める。
所得は少しずつ下がり、売り上げを上げなくてはとサービス残業をする人や、上司にプレッシャーをかけられてそれを耐えて業務を行う人など、企業のために、ひいては家族のために、労働を続けてきた。
さらに価値観が変化していく
ところが、企業人が副業するなどご法度だったのに、働き方改革のお触れで、時代は副業を許す風潮が出てきたかと思えば、トヨタ自動車の社長と経済連合の幹部による『終身雇用制度の限界』宣言ともとれる発言があった。
そこへきて財務大臣による国民年金2000万円問題で『不足や、いや問題ない、問題報告書の受理拒否』という訳が判らない政府の動きで、老後の我々の生活は大丈夫なのか?と、とてつもなく不安になる。
話しを戻すが、学生時代から社会へ出るまで、企業人になるための教育を受けてきたと言える世代の我々が、40歳代に自分で稼ぐ事を考えよと言われても、自ら稼ぐ思考へと変化する事は大変である。
中高年の凍った思考はすぐに溶けない
若い年代であれば未経験の事を、勢いで突き進むことは可能で、若さゆえに失敗は自分だけで済むが、中高年では勢いだけでは進めない。
家庭を持っていれば、よけいに躊躇してしまう。失敗すれば家族にも影響を及ぼすことを想像するからです。この気持ちを私は痛いほど理解できます。いくつもの失敗を経験してきたのですから。
思考の変化を起こす方法
金銭的に余裕のある方で、現状キープしても問題の無い方は、そのまま進めばいいでしょう。今まで努力されてきた結果、それが実ったわけですから。
しかし、将来何かしら不安な要素があり、それが迫ってくる可能性が高いのであれば、行動を起こす必要があります。
現在ネットでは、だいたいの情報が掴めるわけですから、将来が不安で家族のために良くしたいと思っているあなたは、行動をおこすことをおススメします。
私もビビりながら、痛い失敗しながら動いています。でも、今は動いて良かったと実感しています。