オクトパミン満載のロブスターになりたくなければ、断ろう。
先日、Youtubeでクリスの部屋で、ゴッド・メンタルが身に付く習慣を視聴しました。
【12のルール、J・ピーターソン著】を紹介され、その中でロブスターと人間の神経系が非常に似ているという話しを聞きました。
ロブスターは、海底の奥底で生活をし、他のロブスターと縄張り争いら、メスとの取り合いで、ケンカをします。
そのケンカに勝てば、勝ったロブスターの脳内にはセロトニンが沁み出して、これからも勝ち続けれるようです。
逆に負けてしまうと脳内にオクトパミンが発生しセロトニンも減少してしまう、という動画でした。
この話しは、大いに共感が持てました。なぜかと言うと、私も失敗ばかりだったので、脳内にオクトパミンが充満していたかもしれません。
若い頃上司に指示で売り上げ向上が必要な時期、なかなか仕事がもらえず、売り上げが下がってばかりだったので、指導と言う名のお説教をよく受けていました。
オクトパミンが私の脳内に充満していたと思います。このオクトパミンばかりになると、精神的に自信がなくなっていき、何をやるにも「失敗してしまうじゃないか?」という不安感
ばかりになっていきます。もしくは上司が近づいて来るだけで「何か怒られるんじゃないか?」と上司の顔色ばかり気になってしまいます。こうなると中々まともに仕事も手に付かず、余計に失敗しやすい、負のスパイラルに入ってしまいます。
立ち上がりが、かなりシンドいです。
私もこの経験をした一人です。上司の顔ばかり気になっていました。上司が近づくだけで、大量に発汗してしまいます。声も方も自信なさげに小声にもなってしまいます。
恐らく上司も、このようなオドオドした部下をみると余計にイラつく事になります。
この状態に陥ったら、可能な限り、その状況から脱出しましょう。
10年程前はパワハラが暗黙の了解で当たり前のように横行していた時期がありましたが、2019年度より、政府の働き方改革が立ち上がったので、これを利用しない手はありません。割と自分の思うようにやり易くはなったのではないでしょうか。
このオクトパミン満載のロブスター心理状態がこのままだと・・・
人生で生活する上で、避けようのない良くない事はいくらか発生するものです。それが普通です。しかし、負のスパイラルに入った状況では、避けようのない出来事が降りかかると、自分には運が無いとか、不幸の星もとに生まれたんだとか、運勢のせいにしてしまいがちになります。これは全く何の関係もなく、只々、マイナス思考の妄想に浸っているだけなのです。
このような状況になったら、
一も二もなく、部署変更の依頼か、可能なら転職をお勧めしたいです。会社を辞めたくないが、嫌な上司とは仕事をしたくない場合、上司の上の上司に相談するのも良いでしょう。断るや拒否をする事により自分にどんなリスクが発生するのか想定して分析しましょう。分析できて、自分に部があるなら、拒否をしましょう。
脳が恐怖を感じると・・・
人の脳は非常によく出来ていて、通常は、視聴覚、味覚や嗅覚等で得た恐怖体験は脳みそで、この恐怖にどう対処するか?考えるのですが、似たような恐怖体験だと、すでに脳にて学習しているため、分析せず偏桃体で瞬時に危機回避するよう身体に指令だけを出してしまい、その恐怖にどう対処するか考えるタイミングを無くしてしまいます。
これでは、根本的な解決にならず、恐怖が過ぎていくのを耐えるだけの対処なので、精神がツライです。そうロブスターが岩陰に身を潜めるように。
この状況から脱出する方法とは・・・
・上司の指示を拒否する事で起きそうなマイナス要素を想定する。
・上司の無理難題を受けない。
・部署変更を依願する。
これだけでは、受けた精神的ダメージはなかなか回復しないので、
・座禅や瞑想をする。
・緑の多い公園等30分散歩する。
・自分を労わる。
上記の内、特にやった方いいのが、『自分を労わる』です。やりかたとして、ノート一冊を用意して自分が過去に挑戦した事、成功した事、うまく行かなくても努力してきた過程を書き出してください。些細な事でもいいので、すべて書いてみましょう。そして落ち込んだ時、そのノートを見直して下さい。それだけでもかなり、回復するかと思います。
私も以前にとてつもなく落ち込んだ時、自分が非力な人間だと落ち込んだ時に、そのノートを書いて、数回読み返しました。かなり、精神が安定しました。
私はこのノートを『復活の書』とタイトルを付けて机の上に置いていつでも見れるようにしています。