ネットビジネスの副業を個人で稼ぐにあたり、ふと気になったことがあります。
副業も個人事業主なわけだから、会社経営をするのと同じだよな~と考えが起こりました。
会社経営する上で何が必要なのか・・・?
中小企業診断士という資格
お金の管理や税金対策の方法も必要だよなー、あとは何が必要かといえば、そう経営方針や販売戦略も重要だなと思いました。
そんな都合の良い資格なんてあるのかな?と調べてみました。
ググって検索結果に出て来たのが、中小企業診断士という資格です。
名称だけで判断すると規模が小さいイメージが先行してしまいましたが、この資格は中小企業の経営問題点を発見し、改善の仕方や現状より経営をよくするために、診断や助言を行うことが出来る専門家です。
これは企業経営する上ですごく良い資格じゃないか!と思いました。
診断士は大手企業の人事部も注目
大企業の人事部では社員に階層教育を行っているところもあり、年齢ごとに経営知識を付けるため、セミナーなど教育を行っています。その上で、この中小企業診断士の資格を社員に進めたり、人事部担当者も受験し、その難しさに一目置かれている人もいるようです。
それにより一目置かれる事も多いようです。
MBAと中小企業診断士の違い
大学の経営学部で経学修士号を取得するMBAは大企業向けで、自身でビジネスリーダーになり決断能力を持つのと、経営者の視点で企業全体を見渡し問題点と解決策を考える助言する能力を持つ、との違いです。
MBAは大学の修士課程での講義を受け、こなせれば卒業出来ます。
大学のランクによって差がでてくるところもあります。
中小企業診断士は国家資格の受験し合格しなければなりません。
診断士のメリットは?
弁護士、司法書士になりたい場合、それぞれの専門試験に合格しなくてはなりません。
中小企業診断士は、中小企業の問題点、修正点や改善点を分析し助言遂行する資格なので、会社経営者なら持つべき資格ですが、資格保有者は少ないでし、なくても経営は出来ます。
ですが、会社経営するに十分な知識を得る事が出来て、腰を据えて経営が出来るのではないか、と考えています。
試験内容
試験はとして1次試験と2次試験の2つ試験と、2次試験合格後に、実務補習・実務従事15日以上あり、この実務か補習は必須です。
1次試験の試験科目(筆記試)
受験手数料は13,000円
経済学・経済政策、 財務・会計、 企業経営理論、 運営管理、
経営法務、 経営情報システム、 中小企業経営・政策
経営全般に関する幅広い基本的知識を問う試験です。
なお、3年間の間に7科目合格できれば2次試験を受験できます。
2次試験の受験対象者は、1次試験合格者
受験手数料は17,200円
筆記試験と口述試験
基本的な知識を元に経営の具体的な事例が出題され、改善策を問う試験。
筆記と口述で出される事例も同じですが、どちらも違った角度で問われます。
口述に関しては、資料などを見ることが出来ない状況で、試験官が2人と受験者1人での試験となります。
実務補習
15日間コースは148,600円
5日間コースは 50,000円×3回
試験合格後、任意で協会へ入会
中小企業診断協会に入会は地域により変わってくるようです。
30,000~70,000円程度です。
強制ではなく任意のようです。
コストと時間が掛かるが・・・
これが、診断士に合格し、協会に登録するまでに係る費用です。
それで、勉強時間はどれくらい係るのか?
およそ1000時間~1200時間の勉強時間はみていた方がいいです。
最も短い方で800時間程度のようです。
毎日1日3時間くらい勉強に費やして行くとしておよそ9か月弱です。
結構根気いりますね。
合格者数はどれくらいか?
平成30年の合格者数(中小企業診断士協会サイトより)
1次試験受験者数13773人 合格者数3236人 合格率23.5%
2次試験受験者数 4812人 合格率数 905人 合格率18.8%
1次試験から2次試験をストレートで合格出来る確率は6.5%
うーん、けっこうな狭き門ですね。
そんなコスパの悪い資格とって役に立つのか?
私は、この資格は持ってないです。他にも比較的取りやすく思える資格はあるようですが、今回、この中小企業診断士の資格について調べて試験内容は、個人経営する上で、覚えておいて損はなさそうに思いました。
勉強時間の確保と勉強方法には策を練る必要があります。長いスパンで予定を組まないといけない感じましたが、今後、個人事業主をやって行きたいので、資格取得に取り組んでみようと思います。
まとめ
中小企業診断士の合格率は厳しい。
費用も結構かかるし、勉強時間も、まあ長い。
万が一、独立が失敗しても、有効な資格と言えそう。
個人で経営するには、必要な知識だと思う。