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前向きな気持ちになれる映画(その3)

投稿日:2019年7月25日 更新日:

エイリアン2



1986年公開。

監督:ジェームズ・キャメロン

音楽:ジェームズ・ホーナー

出演:シガ二―・ウエーバー、マイケル・ビーン、ランス・ヘンリクセン、ビル・パクストン

長い上映時間を飽きさせテンポの良い展開。内容もさることながら、監督の才能が光る映画。

長い上映時間を飽きさせテンポの良い展開。内容もさることながら、監督の才能が光る映画。

ストーリー

未来の宇宙空間、大型貨物船ノストロモ号の船内、エイリアンとの死闘で生き残った主人公リプリーは脱出艇で地球に向かったものの、軌道を外れしまい宇宙をさまよう。

奇跡的に輸送船に救助されたが、あれから57年もの年月が経っていた。エイリアンより脱出するためにノストロモ号を自爆させた事に責任を取らされ、エイリアンの存在も信用されず、会社より航海士の資格を剥奪される。

リプリーらがエイリアンと接触した惑星LV-426には、すでに植民地化されており、多くの入植者が派遣されていた。

数日後、植民惑星からの連絡が途絶えてしまい、入植民157名の消息が不明となってしまった。

調査のため、海兵隊が編成され、植民惑星の事業を行っている企業の担当者より、アドバイザーとして同行を依頼される。航海士への復職と、万が一エイリアンを発見しても抹殺を条件に植民惑星LV-426へ海兵隊と共に向かう。

概要:

前作『エイリアン』よりの続編。前作は宇宙空間の閉鎖された船内で、次々仲間がエイリアンに殺害されていくSFホラーというジャンルでした。

キャッチコピーには、「今度は戦争だ!」の通り、原題はAIENSとあり複数系の意味もあって、大量のエイリアンと海兵隊とのバトルは必見です。

この当時は、ハリウッド映画、最盛期だった頃で、やたらヒットした映画の続編が多数製作されていました。しかし、たいていは前作の焼き増しみたいな内容ばかりで続編の映画はヒットしないジンクスさえもありました。

しかし、このエイリアン2は前作よりヒットし、アカデミー賞では、女優賞部門ではノミネートされており、視覚効果賞と音響効果編集賞を授与されています。

この映画は2時間を超える長い映画ではありますが、時間を感じさせない程に編集やテンポが良い映画です。特に海兵隊とエイリアンとのバトルは編集のリズムが特に良いです。

前作はSFとは言えホラー映画のジャンルだったため、私個人ホラー映画は苦手なジャンルでしたので、避けていました。当時、ガンダム等のロボット物のアニメが好きでした。たまたま、洋画好きの父がテレビで見ていたのを仕方なく付き合って見ていました。初めて観て海兵隊が武器でエイリアンと応戦するシーンや主人公がパワードスーツに乗り込むシーンを見て、一気に気に入ってしまいました。今でこそ「アイアンマン」や「トランスフォーマー」のようなロボット物の映画は数多くありましたし、当時はB級C級映画ではショボいものはありましたが、アニメのようなパワードスーツが登場し、特撮技術も安っぽさも感じさせずストーリーの緩急が良くて飽きさせない。そんな私にとってはベストな映画です。

2019年の現在で改めて鑑賞すると、海兵隊の武器の使用やブラウン管のような奥行きが分厚いモニターやタッチパネルの概念が無い時代なので、消しゴムのようなスイッチボタンと「昔のSF映画やな~」と突っ込んでしまう箇所あるものの、それでもそれを感じさせない映画です。

前向きになれるところ

映画の内容ではないのですが、この映画を監督したのが、「アバター」「タイタニック」を監督したジェームズ・キャメロン。この映画を作成する数年前はVFXマンで下積みをして映画の勉強をしていた人物です。映画業界に入る前はトラック運転手だったそうです。希望叶って初監督で映画を製作したものの、見事にコケてしまい、映画業界から離れざるを得なくなりかけましたが、自分の得意な分野SFアクションのストーリーを書き上げ、自分が監督をする条件で売り込んだのが「ターミネーター」でした。実は、この「エイリアン2」は、「ターミネーター」が製作開始するまでの6か月間程何もすることない状況になってしまい、その間の食いぶち確保のために、脚本のライターとして受けた2本の映画の内、1本が「エイリアン2」だったのです。しかし、「エイリアン2」の脚本制作を後回しにしたため、時間が足らず完成出来なかった。出来た分だけプロデューサーに送ったそうです。

今後、一緒に仕事をすることはない、とプロデューサーに言われたが、未完成の脚本にも関わらず、プロデューサーが惚れ込む程の内容だったため、「ターミネーター」の撮影が完成してからでも良いので、カムバックしてくれと頼まれ、予定してなかった監督まで頼まれる事になった。そして製作されたのが「エイリアン2」なのです。

キャメロン監督は大学を卒業し、トラック運転手で生計をたてていたが、SF映画や絵を描く事も好きだったらしく、試行錯誤や自分の信念の元に映画監督にのし上がった。

そういった人が作った映画は面白いと感じさせてくれる一本でもあります。

個人的には、現代のテクノロジーをベースに「エイリアン2」をジェームズ・キャメロン自身がリメイクしてくれへんかな~と思ってはいるのですが・・・無理かな~。

観た事が無い方は是非、観賞して頂ければと思います。



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大阪市在住。50歳代のメーカー勤務。 妻と成人した息子・娘の4人家族。 長年「真面目」だけを武器に働いてきましたが、50代で少し立ち止まり、現在は「人生の第2章」を面白がるためにリハビリ中。最近はAI画像生成(浮世絵風)や映画鑑賞、黒板アートなど、クリエイティブな沼にどっぷりハマっています。