日本海近辺の獲れたサンマ釧路にて、初値一匹2980円
サンマの獲れる量が、異例の少なさ
8月20日の時点で30トン~35トン程度の不漁。
小型船は10日解禁日、中型船は15日解禁日で漁業に出たものの、ほぼ空振りの状況。
北海道の産地関係者からの情報では日本の排他的経済水域でわずか取れたきり。
大型船は20日解禁日し出航したが、5~6日かかってしまうようです。漁期前半の漁獲は期待出来な様子。
サンマ公海操業が今年からスタート
ここ数年サンマの漁獲量の減少は深刻なため、安定供給とサンマ業存続のため、省令改正。
今年の5月から開始となりました。
2018年で8900トン、不漁と言われた2017年度でも7230トン。
6~7月で、なんと600トン。メインの8月でこれほど獲れていない例はない。
サンマ不漁の最低記録の可能性がよぎる。
参考記事:サンマの減少についての関連記事はこちらをクリック。
考えられる原因は?
日本の近海の水温が上昇し、日本へ回遊するルートが変わってきた事と近隣の諸外国もっサンマ業の漁獲量の増加も指摘されてはいます。
餌となるプランクトンも北上する海域にホヤ貝が大量発生したため、サンマの餌の環境に影響を及ぼしたとも専門家から指摘されている。6月~7月の調査で平均100ℊ軽いサンマが多かったようです。
今年の太平洋では台風が、立て続きに来たことにより、海面温度が若干少しずつ下がり気味のよう見えますので、(国土交通省気象庁・日別海面水温参照)大型漁船の漁獲に期待したいところです。
人間の心理は限定物に弱い。
現品限りや期間限定に弱い
人間の心理上、限定品とか、今買わないと2度と手に入らない状況には弱い心理状態になりやすいです。私もついつい限定品の商品とか、旅行や遠出した場所等でここでしか手に入らない記念になる商品を見たり聞いたりすると、ついつい買ってしまいます。自宅周辺のお店を覗いたら、
「あ?!売ってるやん。こっちのが、値段安っすう~。」なんて経験もあったり、家に持った帰っても、思っていたほど触る機会が少なかった・・・なんて経験ありませんか?
人間は選択の自由が無くなると精神上、反発する心理が動くようです。
ですので、サンマの不漁で、サンマが高くて買えない状況なら、さらっとあきらめましょう。
無理して買わない。
漁業の方には、申しわけないですけど、一匹500円~1000円以上なんて庶民の魚とは言えません。お金を持ってるお金持ちに買ってもらい、経済を潤ってもらいましょう。
そんな思考で違う魚や食品を食べる方がいいです。値段が下がったら買えばいいのです。
日本では、いろいろな食文化がり、ジャンルも豊富です。代わりに食べやすい栄養のあるものを選べばいいのです。
まとめ
2019年度はサンマの漁獲が不振傾向
サンマの育つ環境の変化と近隣諸国のサンマ業参入が主な原因
高い値段だったらサンマはあきらめ、違う栄養の高い食品を選ぶべき