実家暮らし20年以上すれば、ほぼ可能。
家庭を持ってしまったら、無理ゲーに近い。
だが、貯蓄はやろう。
無理ゲー感はある。
いろいろ言われていますが、取り合えず、無事就職し、彼女(彼氏)が出来たとします。
その後結婚をして会社員だった彼女さんが結婚を機に専業主婦に専念。彼氏君は60歳まで勤め上げるとして、平均的な年金支給をしてもらえたとする。
その額が21万円としましょう。
(もうちょっとある方もいますが、個人差があるので。)
老齢夫婦の生活費が金融庁報告では月26万円掛かる。60歳から90歳まで生きるとして、30年間でその差額1800万円が不足。おおよその計算ですので、切りのいい金額2000万とします。
年金が老後2000万円足らないかもを、この状況で知ったとして、初給料をゲットしたその月からいくら老後に貯蓄すればよいのでしょうか?
大卒後の入社で23歳から定年60歳として37年間あります。
月にすると444か月となります。
2000万円÷444か月=約4万5千円
毎月4万5千円の貯金って・・・
毎月4万5千円を老後のために貯蓄するのって、安心は得れるでしょう。
しかし、何か夢がないというか、シラケてしまいそうな感じがします。
何故かシラケるかと言うと、私は、高校卒業後、大学受験に2度失敗しました。
私は社会に出て働くという事に抵抗を感じていて、父親に「映画関係の仕事をしたいから専門学校に行かせてくれ!」と伝えると、「おまえはいつまで甘えとんねん!」とこっぴどく怒られました。しかたなく、ハローワーに通い、休みが多くて、給料が良さそうな会社を探して、何も将来の事を考えず就職しました。今思えば、運が良かったのでしょう。営業部に所属しましたが、ノルマを達成出来なくても特に上司から言われることもなく、給料自体も自身の年齢以上の手取りで貰えていました。安定していた印刷会社に、たまたま入社出来ただけでした。話しが少し脱線しましたが、
その給料を貰い、実家で住んでいたため、親には生活費3万円だけ手渡し、後は自分の小遣いにしていました。休日に繁華街に飲みに行ったり映画を観に行ったりする程度で、特に趣味らしい趣味はなかったので、そこそこ好き勝手に浪費はしていたものの、何の計画性も無くても一年で100万は簡単に貯まりました。
貯蓄だけの生活もまたキツイ・・・
ただ、彼女がいる訳でもなく、没頭できる趣味もなかった時なので、日1日が淡々と過ぎるだけで、特に楽しく過ごせた訳ではなかったのです。
上記の計算には賞与ボーナスは含まれていませんが、仮に30万くらい年2回貰えたとして、それも大きな買い物をしなければ、上手く行けば約20年で2000万円は貯まる可能性はあります。
が、それで最短20年間から37年間、老後のためにだけに貯蓄出来る?
なにか夢が無いように感じるのは私だけでしょうか?
安心は得れるかも知れません。貯蓄がないよりかは全然良いでしょう。安心感は断然あります。でも、夢を感じられない。そんな事言っている私はあまいんでしょうね。
(現時点でも老後のために1000万どころか、その半分さえも持ってないのに・・・)
なんだかんだ費用が掛かる。
おそらく、社会人成りたての新人が初給料からずっと4万5千円を貯蓄し続けるのは難しいかもしれません。たぶん、私も出来る自信はないです。数年は可能でしょうが、途中で趣味に走り、大枚を使いそうな自信はあります。
平均的に考えても、結婚式費用、新婚旅行費用、住宅購入費用、子供が出来れば、学費費用等が確実に発生します。それを考えれば、なかなか老後生活費を貯めるのは一筋縄では行かないでしょう。
もっと簡単に貯蓄出来るものはある?
さすがに4万5千円を貯蓄するのはハードルが高いと感じたら、先ずは半分の2万円からでも貯蓄始めよう。
貯蓄方法は積み立て投資でも良いでしょうし
(詳しくはこちら→3000円投資生活)
又は確実に自分の掛けた費用は自分に支払ってくれる個人型確定拠出年金iDeCoに積み立てる方法もあります。これは税金の節約にもなりますので、遅まきながら私もやってみようと検討中です。
(個人型確定拠出年金iDeCo→詳しくはこちら)
20年又は37年かけて、ずっと貯蓄するのも正攻法ではあります。
多少リスクもあるが、数百万貯まれば、何かリスク低めの利率良い投資も行うのも、方法のひとつです。
何もしないより、少でもよいので貯蓄をはじめよう。