それは販売員や営業職が減る
オックスフォード大学の「AI技術によって10年以内に消える職業なくなる職種」という話し、現実化がだんだんと進む。
ポケモンGOやハリーポッターなどのアプリゲームで普通に遊べるAR。
アプリゲームを知らない人でも、Google検索エンジンなら知っていて使用している利用者も断然、ケタ違いで圧倒的に多いはずです。
そんなGoogleからARキャラが動物もの29種ほど検索すれば出てきます。
「パグ犬がかわいい」「トラがリアル~」とか楽しめますし、かなり精度が良い作りになっています。
しかし、そんなノンキに楽しんでいる場合でもありません。
実は、ARのアプリゲームより、Google検索がAR検索データを提供することが一大事だと、私は言いたいのです。
簡単に用語説明
VR
仮想の世界を現実のように体験出来る技術。仮想現実バーチャルリアリティーの略称。
コンピューターグラフィックでつくった世界の全周囲映像をVR用ゴーグルなどのディスプレイで、360°全方向の仮想空間に体感できる。
VRで体験できるのは仮想世界のみ。
AR
現実の世界に仮想の世界を重ね合わせ体験できる技術。
拡張現実オーグメンテッド・リアリティーの略称。
スマホや専用ゴーグルで自身の部屋などの現実世界に、仮想の画像やデータを使い、現実を拡張する技術。
IKEAが提供するアプリ【IKEA Place】などのように、自宅に家具の画像を配置させるように映像を重ね、イメージを確認してもらい、販売促進に繋げる。
MR
コンピューター上の仮想現実と現実の世界を密接に融合させる技術。
ミックスド・リアリティーの略称
ARと基本的な違いは、ARは現実世界の上に仮想世界に情報を表示する《拡張》
MRは仮想世界と現実世界を密接に融合させる複合の技術。
現実の世界に仮想世界の3Dデータを浮かび上がらせたり、逆に仮想現実の中から現実世界をのぞくなど、多様な融合の仕方が考えられる。
SR
仮想世界に現実の世界を置き換えて認識させてしまう技術。サブスティチューショナル・リアリティーの略称。
体験者が装着したディスプレイより、現時点にライブ映像と全方位撮影された過去の映像との区別がつかなく、そして体験者に気付かれることなく、現実世界を過去の世界や仮想世界に差し替えることができる(ちょっと怖そうな感じもする)技術。
TIG
ディスプレイ上のオブジェクトにタッチするだけで知りたい情報にたどり着くことができるインタラクティヴ動画技術「TIG」
動画に出ているタレントの衣装について知りたければ、タレントの衣装をクリックするだけで、リンクサイトへ移動できる。
ARが動物以外に3D化しそうな物は?
それは各企業の新商品や製品
2019年10月の時点ではGoogleARのアニマル3Dは29種類ほど設定されています。
IKEAのアプリやポケモンGOなどのゲームアプリでは、すでにありますが、全世界で検索されるGoogleで、このARが可能になってくると話しが違ってきます。
それまでは興味がある人、気になっている人がアプリをダウンロードして、それについて調べたり、楽しんだりと、ある一定枠内で収まっていたはずです。
しかし、ほとんどの人がスマホやPCなどをもっていて、いつでもどこでも検索できる現状です。
検索エンジンのトップシェアを誇るGoogleを使用しているユーザーはとてつもない数になります。
ARの特徴としてディスプレイを通して、あたかもそこに存在しているかのように、360度あらゆるほうこうから対象物をチェック出来ます。
当然、Google側も動物だけで3D映像を済ますはずはありません。
GoogleARがきっかけにARコンテンツが盛り上がる!
多様性が多そうなARコンテンツ
各企業が自社の新製品をリリースするときには、企業の自慢の新商品新製品をいち早く消費者に理解してもらい、購入してもらいたいのです。
企業の思惑に最適なコンテンツがARになるはずです。
GoogleARなどで新商品をリリースすれば、消費者はわざわざショップに行く必要がなく、ショップ販売員の目を気にすることもなく、自宅や消費者の好きな場所で新商品をじっくりチェック出来るからです。
2020年には通信企業が5Gサービス開始予定
2020年には5Gが本格的にスタートします。
GoogleARでのアニマルの立体映像は、私が思ったより綺麗に出来ていると感心しました。
5Gは現状のデータ供給量が100倍になると言われているので、5G以降のAR映像はより、本物に劣らない映像になることは私でも容易に想像できます。
5Gの膨大なデータ量で、従来のような新商品の外観を見せるだけの案内だけではないでしょう。
瞬時に商品のカラーを替えることも可能ですし、使い方の実演もARタレントが商品の特徴を案内してくれる可能性もあるでしょう。
あなたのキッチンに最新の冷蔵庫を設置したらこんなイメージですとか・・・
キッチンに合うカラーの種類はこれですとか
自動車を購入検討するお客がARで3D化されたニューモデルの自動車を自宅のテーブルの上で好みのサイズに拡大縮小しながら、インパネまわりまで確認できて好みの自動車かチェック出来るとか。
飲食店の料理のサンプルとして、食欲をソソル調理過程の広告としてARで送る手段として使えそう。
旅行会社は購買意欲を刺激できるコンテンツの構築でお盛り上がりそう。
宿泊するホテルの外観や部屋のイメージや、コース料理などをイメージチェックには旅行の幹事担当には使えるコンテンツ。
このように各企業が新製品をARなどでリリースし3D化すれば、購入意欲をかき立てられるコンテンツになるでしょう。
ARコンテンツ VS 販売員や営業マン
ARコンテンツが勝つ
消費者はショップに行く必要がなくなるのです。
そこで、ふと気になったのが、今まで販売を職業としていた会社員や労働者はどうなるの?
私も社会人になったころ営業をしていました。恥ずかしながら並以下の営業マンでした。
とはいえ、普通の企業の営業部には、どれだけのトップセールスのやり手の営業マンが居るのでしょうか?
例えばある企業の営業部門に10人営業がいたとして、その10人とも全員がトップセールスできる営業マンという企業は、まず無いでしょう。
せいぜい2~3人いれば良いくらいものでしょう。他は並又は並以下のお荷物社員が現実なはずです。
そうなると精度の良い映像の他に、5Gの到来で購入意欲を高められる可能性が高いARコンテンツが、従来の販売員や営業マンにとってかわる可能性が高いと考えています。
そのため、営業職や販売員が減る。外周りの販売営業は確実になくなりそうです。
訪問営業は、消費者にとってメリットがない
企業向け、個人向けにしても、わざわざ営業に来られても、顧客側は時間を取られるだけで営業訪問にこられること自体がデメリットになります。
顧客は購入意識が高まったら、AR情報で商品について調べれば良いのです。
その他の交渉はメールで済ますだけです。
昭和平成時代には、顧客開拓で飛び込みや電話セールスで日に100件アポイントメントとるように会社から指示がでて、足を棒にして売れるまで帰れない時代がありました。今もそのような営業をされている人もいるかも知れません。
そういった時代や現在でも苦労している会社員は多いはずです。
ARコンテンツが今後確実に盛り上がるはずですし、その反面、営業という職種が縮小していきます。
企業として売り上げ状況が厳しい場合、トップセールスができる営業マンだけが、居てもらって、使えないお荷物営業マンはARに替えれば良いと判断するはずです。むしろそれが普通です。
将来がヤバイ販売員や営業マンはどうすれば良いか?
自分で稼ぐ手段を構築することをおススメします。
いきなりフリーランス・自営をするのはリスクが高いので、ここは副業からスタートする方が理想的です。
副業で稼ぎ方や、副業の種類を自然と理解できるかとおもいます。
個人的にはウーバーイーツの販売員を、まず手始めにやってみることをおススメしたいです。
シフトに追われることもなく、自分のペースで仕事が出来ます。
アルバイトというより個人事業主になるため、確定申告などをする必要はあり、面倒臭いと思ってしまいがちです。
しかし個人で稼ぐには税金についての知識が必要です。税金の知識について勉強が出来るスタートラインでもありますので、おすすめします。
その他にも、ネットでは私以上に稼げている人々が諸先輩かたがたが、居ますので検索することもおススメします。
まとめ
GoogleARの登場で、商品の販売方法が変わる。
企業の営業部署・販売部署の人員が減る。
これは時代の流れですので、仕方がないです。
削減されそうな会社員は、今からでも副業を行なおう。
そして、自分で稼ぐ方法を構築しよう。