●2019年に億り人ブーム再びか?!
2017年の年末辺りから、かつて「億り人」という言葉が流行りました。
仮想通貨の投資で億単位の収益を得た方を指した造語でしたね。
我々40歳代は「億り人」というより「億万長者」という言葉をよく使ってたかと思います。
その仮想通貨のビットコインが節目となる100万越えが2018年3月より、およそ1年3か月ぶりとなりました。
2019年6月22日現在では118万で取引されています。
ざっくりとした流れは以下の通り
2017年12月 1ビット220万円超えの高値が付く。
2018年 1月中旬 100万円を割る。
10月 36万円にまで落ちる。
2019年 4月中旬 50万円超える。上昇開始!
5月中頃 90万円まで上昇し停滞。
6月22日 110万円超え120万に超え?
●ビットコイン価格上昇の原因とは?
今年の春先から徐々にビットコインの価格が上昇してきたのは、どのような要因があるのか調査をしてみました。
●アメリカ対中国の貿易戦争の影響か?
アメリカのトランプ大統領が対中国に関税を引き上げた結果、人民元が下落。
対抗策として中国の習近平国家主席が、中国製品の価格競争力を押し上げるべく、人民元の切り下げを行う。そのため、中国の投資家達は人民元の下落の可能性を考え手持ちの資産をドルや仮想通貨に投資していると専門家を見ているようです。
人々は中国や香港から海外に資金を移動したいとの見解があるようです。中国では2017年に仮想通貨の取引は禁止されています。しかし、SNS等で介して個人取引エージェンシーが存在しているらしく、そのエージェンシーを通して仮想通貨に投資している可能性が高いようです。
G20大阪サミット開催中のビットコインの動向→こちら
●金融庁、金融商品取引法(金商法)をベースに規制適用を視野に討議
配当を出す投資とみなされる物は、有価証券同様、金融商品取引法に基づいて登録制の導入を検討。これによって導入されれば、株やFXと同様に申告分離課税の適用について議論、討議される。2019年年度中に法令改正等の視野も入れた手続きに入りたいようです。ビットコインは発行量が決まっていて2100万BTCのようです。ニュース等では金と比較されることが多いようです。
●2020年に半減期を迎える。
ビットコインは10分で1ブロック生成され2140年では総て市場に排出されてしまうようです。半減期210000ブロックの度行われます。
1ブロック10分×210000ブロック=3.99年で、およそ4年毎に半減期を迎えます。前回は2016年7月のため、2020年辺りとなります。
この間、マイニングを専門にしている業者はマイニング報酬が半減となります。
ビットコインは金と似た性質を持っているらしく、通貨量のコントロールがし難いため、半減期を設定しているようです。
●ビットコイン価格が100万円への接近がトリガー か?
コイン価格が100万に近づいた事により新規参入が増えたようです。2018年の大暴落以降、仮想通貨はもっているがトレードは据え置きという層も、市場の復活から動きがあるのかも知れません。
●まとめ●
米中関税問題による影響
金融商品取引法の適用協議
2020年のマイニング半減期目前
ビットコイン価格上昇による分母拡大
こういった要素の他にフェイスブックによるLibraを公開。(公開するも米国議員より開発停止要求が出る)無料通話アプリlineの仮想通貨取引開始。
様々な要素があるようです。
●とどのつまり、今後の動向はどう?
マイニング半減期の接近と米中関税問題も一筋縄で行かなそうなので、価格の動向は目を離せなく注視は必要と思われます。
しかし、金融商品取引法等を施工となると以前のような億り人は少ないような気もします。
金融庁の取引業者の指導も増えるかと考えられますので、ハッキングされ取引所から通貨流出も少なくなるのかもしれませんね。
私自身も、もっと情報を集め分析してきたいと思います。
■ちょっと深堀り・・・
私も仮想通貨について知識はなかったので、勉強のためと、あわよくば、億り人に昇格を目指し仮想通貨取引所Zaifに申し込みました。
とは言え、仮想通貨についての知識もそんなに知らない頃だったので、取り合えず5万円程買ってみようと突っ込みましたが、既に時は遅し、、、5万円が2万円とちょっとになってしましました。
そもそも株の投資さえしたことなかった者が、世の中の流行りで乗っかって儲けようなんて、考え方が甘いんだろうな~と、損をした分は勉強代として諦めておりましたし、今後の話しのネタとして、このまま換金せず様子見でキープしておりました。
逆にこの行為によって、株式投資の知識が徐々に増えや日経平均株価の動向も気になり、世界情勢もどうなっていくのか興味も出てきました。
仮想通貨の購入を機にネットビジネスについて自分でどこまで出来るのか試したくなったのも事実です。今後、個人ベースで稼ぐ上で、経済や世の中の動向を見る方法の一環として仮想通貨の投資をやってみてはいかがでしょうか。
(とは言え、仮想通貨の取引は不安定要素はまだありますので、よく勉強して自己責任の元で行いましょう。)