SNSの存在を示した結果となりました。
この数週間、政治とエンターテイメントで大きな出来事があり、いずれも共通はSNSありきの話し。
吉本興業の闇営業問題を起こした芸人と事務方の内紛。
2019年参議院選挙の選挙結果は意外な人物達が当選。
世の中でいろいろな事件や出来事がりましたが、上記の2つが特に世間を賑わせたかと思います。そして、なおかつ共通するキーワードがあります。
SNSの存在です。これがなかったら、上の2つは、今回の結果にはならなかったはずです。
吉本の内紛はTwitterがキーポイント
吉本興業の内紛については、ツイッターが常用なカギです。
トラブルにより彼らは吉本興業から解雇か引退通告を受けておりました。
問題を起こしてしまった芸人さんがツイッターをやられてなくて、又はSNSが無い時代ならば、芸能界から確実に去る事になっていたと思います。
それが7月22日の吉本興業代表取締役社長の会見で、通告していた処分を取り消すという結果となりました。
処分取消については、さんま氏や松本氏らのおかげのようです。しかし、松本氏はツイッターにて、行動を起こす趣旨のツイートをして、翌日に自身冠番組にてライブ放送で出演し、昨晩、吉本興業社長と話し合いを行ったと報告された。番組視聴率は関東では16.7%関西では22.1%を記録。前日の松本氏のツイートも視聴率に影響していると思われます。
参議院選挙はSNSの駆使が重要
次に2019年参議院選挙です。残念ながら投票率は戦後2番目となる低さの48.8%。
ですが、この低い投票率ながら、異色の立候補者が当選しています。
NHKから国民を守る党(N国党)1議席
どう異色かというと、N国党の党首は元NHK職員。放送法の改正、NHKのスクランブル放送にして、国民の視聴の自由をめざす等としています。
NHKの政見放送では、NHK放送でNHKをこき下ろす内容でした。私も拝見しましたが、『おもろい事はおもろいけど、これは~、当選ないわな~、』とスルーしておりました。
キワモノ扱いをしておりましたが、比例代表で当選されていました。正直びっくりです。
れいわ新選組(れいわ)2議席
次に、れいわ新選組では特別枠で当選された船後氏、木村氏の2名です彼らは重度の身体障碍者です。彼らのような方が特別枠とはいえ、選挙に当選するとは、本当におどろきです。
賛否両論はありますが、特別枠という仕組みを彼らなりに上手く使った手法なのかも知れません。
政府には過去、車いすで登庁する政治家がいたようですが、重度の身体障碍者が政治家になったのは初めてだそうです。しかも2名です。
重度の身体的ハンディキャップがある方を、こういう方法で政界に送るのが良いか悪いか、賛成か反対かは分かれるかと思います。
身近にハンディキャップのある方が居る、いないでは考え方にかなり影響はあるはずです。
私も身近に身体障害者がいますので、以前のイメージや考え方が、変わりました。
政府はどう重度障碍者の議員を迎える?
ほとんどが健常者ばかりの政治家が机上で議論されていたのを、実際に日常生活に不自由を感じている方が政治に参加する訳です。政府はどのように対応出来るのか、見ものです。
これをきっかけに良くなれば本当に良いです。
N国党 れいわ党とも新参組ではありますが、各党とも、政党の案内はもちろん、寄付金も3.5億円を超えて集まり、はたまた、選挙に出る人も募集するなど、SNSやYouTube等を駆使した模様です。
まとめ
いずれも、共通するのはSNS無しでは、吉本芸人の処分撤回や、新参組の政党の議席確保は実現しなかった事かと思います。
それだけ個人や少数集団でも、SNS等うまく駆使すれば、過去絶対に回避出来なかった事を回避出来たり、また新たなステージに上がれる可能性が十分あるという事です。
しかし、その分、適当なウソを適当にしてしまうと、取り返しがつかない事になるという事もみさせて頂きました。
今回は、私個人もかなり勉強になりました。皆さんはどう感じたでしょうか?