あれ?今年って、ひょっとして冷夏になるんか?
現在2019年7月中旬、近所の公園でセミの鳴き声が聞こえていました。
もう?梅雨明けかと思いましたが、気象庁では近畿での梅雨明け宣言はまだでした。
予定では7月21日に梅雨明け予定。
例年の梅雨時期は毎度じっとりした湿度で、エアコンのスイッチを入れるかどうか悩む事が多いのですが、今年の梅雨時期は、多少の蒸し暑さは感じるけども、朝晩は過ごしやすい気温と湿度と感じています。自宅がマンションの7階のため、たまたま風通りが良いのかなと思っておりました。
先週くらい晩に窓を開けっ放しにして寝ましたが、夜中あまりの寒さに飛び起きて窓を閉じました。
今から26年前にとある騒動が起こる。
1993年の天候不順により、日本国内の栽培されていた米の発育不良により、米の不足が発生しました。平成の米騒動と呼ばれていました。当時1000万㌧の需要に対して800万㌧以下となり、国外から米の緊急輸入行う等、政府は対応しました。
この他、品薄感もあり、販売店の売り渋りや米泥棒などが世間騒がせていました。
冷夏の原因は梅雨前線が長い期間停滞
1993年も例年通りに梅雨明け宣言を行ったのですが、それでも日本列島に停滞し続けたため、沖縄以外の梅雨明け宣言を取り消す事を発表しました。その結果、日照不足と長雨の影響を受け、著しい米の不良となりました。
今年の天候はどうだろう?
東北地方では、7月に北日本に寒気をもたらすオホーツク高気圧の発生が続き、低温傾向も続く見込みなため、低温や日照不足による農作物に影響を懸念する声が上がっている。
宮城県では気象庁が発表した低温・日照不足の発表を受け、対策会議を行う。
7月の日照時間は平年の47%にと留まる。
栃木では6月28日から7月7日の日照時間が2時間で、平年の6%を記録する。
福島県でも低温注意法がでており、いもち病の発生を心配する声が出ている。
いもち病が発生しやすい気温20~25℃で、雨や曇りの天候が丁度良い環境です。
1993年度と2019年度の天候の差は?
1993年の全国の気温は平年より-0.5から-1.9となっており、今年の気温を見てみると場所によって高い低いがありますが、7月に入ってから、例年と比べ-4.1低い群馬県伊勢崎や宮城県気仙沼市でも-2℃低い地域もありました。
1993年度の気温の平年差は4月で-0.7℃、5月で-0.4℃、6月では―0.5と軒並み気温が下がっていました。これからの月で7月8月では―0.4g℃~―0.9平年より下がっていました。
仮に冷夏で米不足でも、騒動は起こらない?
米の不良がなってしまったとしても、米不足による米相場までならないかもしれません。
1993年の米不足で取れ高は740万㌧で、不足騒動が起きていましたが、あれから26年経っており、2018年11月の段階では米の需要が726万トンまで下がっております。
丁度いいりょうですのでえ、米騒動まではならないかも知れませんが葉野菜も影響がありますので、野菜の売値が高騰するかも知れません。
まとめ
今後の夏の気温次第で農作物に多大な影響を及ぼす事は明白で、お米もさることながら、野菜のい出来具合も影響をしますので、お米より、野菜高騰の可能性もあります。
1993年と2019年の天気の動向は異なるが、これからの天気の動向を注視したほうが良いです。